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京本
こんにちは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます。本日は「療育運動」についてです。
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薄波
療育運動ってよく分からない、行かせたほうがいいのかな?
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京本
子どもの発達障害が判明したり、グレーゾーンだったりしたら、療育運動には早めに行かせたほうがいいです。

この記事では、療育運動と療育運動に行くべき3つの理由について解説していきたいと思います。 療育運動に行くか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

療育運動とは?

療育運動とは、運動をして、発達障害を持った子どもが、様々なことに適応できるよう援助することです。発達障害に理解のある指導者がその子に合わせた療育を行うため、学校の体育の授業やスポーツクラブとは違います。

療育運動のポイント・コツ

療育運動は楽しみながら行えるように工夫されていることが多いので、身体を動かすことが好きじゃなくても続けやすいのがポイント。 年齢は2、3歳~18歳くらいまでを対象に行っているところが多いです。

療育運動は、早く効果が出る子もいれば、時間がかかる子もいるし、効果を感じない子もいます。療育運動は、100%効果が出るものではありません。

もし、英会話教室に通ったとします。早く英語が話せるようになる人もいれば、英語がなかなか話せるようにならない人もいるはずです。

同じ英会話教室に通っていても、個人の能力や通う頻度、やる気などによって差が出てしまうのです。しかし、長く英会話教室に通っていると、少しづつですが英語が話せるようになるはずです。

英会話教室と同じように、療育運動も気長に続けるのがコツです。

発達障害をもった子が増えている

発達障害を持った子どもが増えてきています。自閉症スペクトラムやADHDなどの障害を抱えているにも関わらず、見た目がふつうだから、親も周りの人もなかなか気づかない。

そういったグレーゾーンの子どもたちが多くいます。発達障害と診断された子どもだけではなく、グレーゾーンの子どもたちにとっても療育運動は必要です。

小さいうちから行くのがベスト

療育運動は、早いほうがいいと言われています。小さいうちから、療育運動を行ったほうが、様々なことに適応できる可能性が高くなるからです。

一度、療育運動に行ってみることをおすすめします。

療育運動に行くべき3つの理由

療育運動に行くべき3つの理由について順番に解説します。

身体の動かし方を学べる

1、療育運動を行うことで、脳機能を活性化させ、身体の動かし方を学べる。

バランス感覚も養われますので、ケガも減らせるようになります。発達障害を持った子どもは、運動が苦手になりがちなので、積極的に身体を動かす練習をして、脳機能を活性化させましょう。

社会性も身に付けられる

2、療育運動では、社会性も身に付けられる。

発達障害を持っていると、周りの人と馴染めなかったり、孤立してしまったりすることが多いと感じませんか?発達障害を持った子どもは、できるだけ早めに、社会性を身に付ける機会を増やしてあげることが重要です。

発 達障害を持っていても、いつかは大人になり、働く時がきます。頭の良さ、手先の器用さ、運動能力、パソコンスキルなど、職種によって求められることは違います。 しかし、社会性(コミュニケーション)だけはどこの職場でも共通して求められます。

周りにいる人とうまく人間関係を築けなかったら、孤立して、精神的に辛くなってしまうでしょう。 日本は、周りに合わせられる人が生きやすい国です。

個性を伸ばそうと頑張るのはいいですが、最低限の社会性がなければ働いてお金をもらうのは難しいです。

心も健康になる

3、療育運動に行くことで、心も健康になる

療育運動に行くことで、心も健康になり、落ち着いた生活が送れるようになるでしょう。

療育運動で身体を動かせば、ストレスがうまく発散されるでしょう。

まとめ

今回は療育運動についてお伝えしました。

発達障害を持っていると、能力に凹凸があるため、適応できないことが多いです。周りの子どもと比べて、どうしてうちの子は…と、悲観的に思ってしまうでしょう。

しかし、悲観的に思ったところで、お子さんは何も変わりません。発達障害を持ったお子さんが少しでも生きやすくなるように、療育運動はおすすめです。

療育運動は義務ではありません。 万が一、施設に不満がある場合や必要なくなった場合は通うことをやめられます。 療育運動に行って、お子さんの成長を実感してほしいと私は思います。