こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!
本日は「発達障害のセルフチェック」についてです。
自分や、我が子が発達障害かもしれないと思ったら、ずっと気になって色々調べてしまいますよね…。
「大人の発達障害」という言葉が広まっているように、大人になってから発達障害と診断される人も増えています。
今回の記事では、大人の方でも、親御様でも読んでいただけるように、大人と子供両方のセルフチェックについて書こうと思います!
・発達障害とは?
・大人、子供別 セルフチェック
・病院にいくべき?
少しでも発達障害の可能性を感じているのに、そのままにしていると、「生きにくさ」をずっと感じたまま生活しなければいけません。
その結果、うつなどを引き起こす場合もあります。
早めにチェックしてみましょう!
目次
発達障害とは?
発達障害とは、生まれつき脳機能に、偏りがみられることです。
大きく3つに分けられます。
・自閉スペクトラム症(ASD)
・注意欠陥多動性症(ADHD)
・学習障害(LD)
詳しくはこちらの記事に載っています。
大人の発達障害 セルフチェック
自閉スペクトラム症(ASD)
・人の気持ちを理解するのが苦手
・雑談など社交的な会話が苦手
・冗談がわからない
・空気を読むのが苦手
・小説やドラマなどで登場人物の気持ちを理解できない
・好きなことには熱中しやすい
・一方的に話をしてしまう
・他の人より音や臭いに敏感
・数字へのこだわりが強い
・細かい作業が苦手、不器用
また、以下のサイトでもチェックできますので、ぜひご覧ください。
YouTubeやツイッターもオススメです。
注意欠陥多動性症(ADHD)
・難所は乗り越えたのに、詰めが甘くて仕上げるのが困難。
・計画性を要する作業を行なう際に、作業を順序だてるのが困難。
・約束や、しなければならない用事を忘れる。
・じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりする。
・長時間座っていなければならない時に、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりする。
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなる。
(参考:河田病院)
以下のサイトも使ってみてください。
↓こちらのチャンネルは、旦那さんがADHDで、奥さんから見た旦那さんの様子や、旦那さんの考え方も伝わってきます。
↓これはカップルチャンネルなのですが、彼女がADHDです。彼氏の勧めでADHDの診断を受けたと言っているので、大切な人に診断を受けてもらおうと考えている人に参考になると思います。
↓こちらはADHDを持つ主婦の方です。子育てや家事のコツがわかりやすく発信されています。また、診断のテスト内容や、診断の流れについてはこの方のチャンネルが一番参考になりました。
学習障害(LD)
読み
・文字や単語、文章を読むときに正確でなかったり速度が遅かったりする
・単語を読み間違えたりためらいながら読み上げる
・当てずっぽうで読むことがある
・発音が正確でない
・読んで意味を理解することが難しい
・文章が正確に読めていても文章に登場するものの関係性や意味理解ができていない
書き
・文字を書くことが難しい
・文字の一部分を付け加えたり、入れ忘れたり、置き換えたりすることがある
・文章を書くことが難しい
・文法や句読点を複数間違える
・段落ごとに内容がうまくまとまっていない
・伝えたいポイントが明確でない
計算
・数の概念、数値、計算を学ぶことが難しい
・数字やその大小、関係性の理解が弱い
・1桁の足し算を暗算でなく手の指を折って数える
・計算の途中で迷ってしまい別の方法に変える
・数を使って推論することが難しい
・数量の問題を解くために数学の概念や事実、方法を使うことが大変難しい
(参考:Kaien)
以下のサイトでもチェックできます。
学習障害の場合、大体の場合が小学校に入学したあたりに発覚することが多数です。そのため、大人のセルフチェックはあまり見当たりませんでした。
子供のチェックについては、あとで詳しく説明します。
子供のセルフチェック
お子様が発達障害と疑っている方に、子供の発達障害のセルフチェックについてまとめていこうと思います。
自閉スペクトラム症(ASD)
自閉スペクトラム症は1歳過ぎから発症します。
・人と目と目を合わせるのが苦手
・名前を呼ばれても反応しない
・マイペースな行動が目立つ
・言われた言葉をそのままオウム返しする
・表情などから相手の気持ちを読み取れない
・たとえ話をされても理解が難しい
・自分の興味のある話を一方的にしてしまう
・冗談や曖昧な表現が理解できない
・決まった順序・道順にこだわる
・予定が変わるとパニックを起こす
・活動の切り替えが苦手
・好きなことや興味のあることへの知識が豊富
・会話が成り立たない時がある
・年齢の割に大人びた話し方、丁寧な話し方をする
・難しい言葉や漢字表現、英語表現を好む
・気に入ったことを繰り返し言う
参考(LITALICO 発達障害)
こちらのサイトは、年代別の特徴も出てますので、ぜひご覧ください。
「光とともに… ―自閉症児を抱えて」という漫画をご存知の方も多いのではないでしょうか?
光君という男の子が自閉症とわかってから大きくなるまでの家族のお話です。
私の実家に5巻くらいあって、小学生の時に読んだ覚えがあります。
小学生の私でも理解できるほどわかりやすいです。
価格 | Amazon Kindle版 330円(税込) |
概要 | 自閉症の子供を育児する母親や、家族の様子を描いた漫画 |
特徴 | 自閉症の家族から共感の声多数 |
メリット | ・漫画で読みやすい ・アドバイスや、実際にやってみた対策も豊富 |
デメリット | ・全16巻あるので、すぐには読めない |
自閉症の家族を理解したくて、診断後すぐに読みました。
周りの、同じように悩みを持つ人と感想を話し合ったり、
理解のない家族、友人に読んでもらって、あらわしにくい微妙な気持ちを理解してもらったりと、この漫画には本当に沢山たくさんお世話になりました。
光くんとは少し違うけど、似てるところもある。
みんな違う、けど、似てるところもある。
自閉症の世界、とても面白いですね。
前向きに笑えるようになるきっかけにもなった、
自分にとってはある意味のバイブル。
Amazon
自閉症に関わるマンガは、何作か読んでます。
どれも似たような厄介なことの連続が書かれていますが、マンガで現実的な内容だと、読んでいて気分が良くありませんね。
はだしのゲンを思い出してしまいました。
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注意欠陥多動性症(ADHD)
ADHDは7歳ごろまでに特徴が現れると言われています。
・勉強中に不注意な間違いをする
・活動中に注意を持続することが困難
・話を聞いていないように見える
・指示に従えず勉強をやり遂げられない
・課題を順序立てることが困難
・精神的努力が必要な課題を嫌う
・必要なものをよくなくす
・外的な刺激によってすぐ気が散る
・日々の活動で忘れっぽい
・手足をそわそわ動かす
・席についていられない
・不適切な状況で走り回る
・静かに遊べない
・じっとしていない
・しゃべりすぎる
・質問が終わる前に答え始める
・順番を待つことが困難
・他人を妨害し、邪魔する
(参考:kikotto)
こちらにも載ってます。
学習障害(LD)
学習障害は、小学校入学以降、8歳から10歳にあらわれることが多いです。
学校の授業が始まり、異変を感じるようになります。
・漢字の訓読みと音読みを使い分けるのが苦手。
・単語の単位をつかむのが苦手。
・一文字ずつ読んでしまい、まとまりのない読み方をする。
・文字や行を飛ばして読む。
・特殊音節(拗音・長音・促音)であらわされる文字を発音できない。
・漢字を書く際に、鏡文字を書く。
・文字を書く際に、余分に線や点を書く。
・年相応の漢字を書けない。
・間違った助詞を使う。
・文字の大きさや形がバラバラ・マス目からはみ出る。
・数を覚えるのに時間がかかる。
・数の大小の概念を理解できない。
・九九を習得している年齢なのにもかかわらず、九九を覚えられない。
・九九を暗記しても計算に応用できない。
・繰り上がり繰り下がりの筆算ができない。など
(参考:LITALICOナビ)
こちらにも詳しく載ってます。
病院にいくべき?どこにいけばいい?
なぜかというと、最悪の場合、うつなどの2次障害を引き起こしかねないからです。
発達障害はほとんどの場合が、10歳までに特徴があらわれます。
早く診断されれば診断されるほど、専門家と一緒に対策が打てますし、「自分はそういう特徴があるんだ」と、自分を認めてあげることもできます。
発達障害の場合、必ず「生きにくさ」を感じてしまいます。
その時に、「なぜ自分はできないんだ」と、自分をせめて自信を無くしてしまうのか、
「自分はそういう人間なんだから仕方ない」と、自分を認めるのかでは
全然違いますよね。
大人の方でも、お子様の場合でも、早く誰かと一緒に対策が打てると心も軽くなります。
受診できる医療機関は次の通りです。
・小児科
・児童精神科
・小児神経科
・発達外来
・心療内科
・精神科
・大学病院
・総合病院
また、診断が下りることで行政のサービスが使えたり、雇用が優遇されることもあります。
詳しくはこちらをご覧ください!
まとめ
今回は、大人と子供別の発達障害セルフチェックをまとめました。
もし、発達障害の特徴に当てはまっていた場合は、医療機関へ受診しましょう。
・発達障害とは、脳機能の発達に偏りが見られること
・それぞれの発達障害のセルフチェック
・もし疑わしい場合は早めに医療機関へ