こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「子育て中に起こりやすいハラスメント」についてです。

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薄波
近年、色々なハラスメントがありますよね。
子育てに関するハラスメントもあるんですか?
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宮本
ありますよ! 今回はどのようなハラスメントがあるか解説します。

ということで、働きながら子育てをしている方は、本記事を参考にしてみてください。

子育て中に起こりやすいハラスメント【3つ】

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宮本
子育て中には、以下のようなハラスメントが起こりやすくなります。
ハラスメント例

1. セクシュアルハラスメント(セクハラ)
2. マタニティハラスメント(マタハラ)
3. 家事ハラスメント(カジハラ)

セクシュアルハラスメント(セクハラ)

セクシュアルハラスメントとは、性的な言動により労働条件の不利益を受けたり、就業環境が害されるハラスメントのことです。

パワーハラスメント(パワハラ)同様、ハラスメントが注目されるよりも前から存在しているハラスメントで、男女平等が求められている現代社会で重要視されています。

https://twitter.com/kurodewa/status/1659324285771714560?s=20

マタニティハラスメント(マタハラ)

マタニティハラスメントとは、女性労働者が妊娠・出産・育児に対する嫌がらせを受けるハラスメントです。

出産に備えて育休を取ろうとしたり、子供の体調不良などで急に休まなければならなくなったりするとマタハラが起こりやすくなります。

家事ハラスメント(カジハラ)

家事ハラスメントとは、旦那さんが家事を手伝った際にやり方などについて奥さんからダメ出しをされるハラスメントです。

近年では、「イクメン」という言葉ができるほど家事を夫婦で分業している世帯が増えていますが、子供ができたことがきっかけで旦那さんが家事を手伝うというケースも少なくありません。

こだわりが強い奥さんの場合、旦那さんが自分の考えていることと異なる行動をとり続けるとストレスが溜まり、カジハラに繋がってしまいます。

https://twitter.com/kazusan0731/status/1072977053157216257?s=20
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宮本
ハラスメントは、被害者だけでなく加害者となる可能性もあるため、注意しましょう!

▼こちらの記事では、テレワークのメリットやデメリットについて解説しています。テレワークはハラスメント同様、近年注目されています。気になる方は参考にしてみてください。

ハラスメントの実態

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薄波
ハラスメントってよく聞くんですけど、実際に発生しているんですか?
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宮本
はい、実際にハラスメントの相談件数が増えている企業もありますよ。

厚生労働省が令和2年度に発表した過去3年間の従業員規模別のセクハラ相談件数の推移は、下記の通りです。

従業員規模増加している変化なし減少している相談はあるが
件数は不明
相談はない相談の有無は
不明
~99人1.83.45.87.675.46.0
100~299人6.49.510.516.452.44.9
300~999人10.823.912.920.929.52.0
1000人~29.731.413.815.87.91.4
全体平均9.214.79.914.447.93.9
参照:厚生労働省|職場のハラスメントに関する実態調査報告(PDF資料)
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薄波
従業員数が多いほどハラスメントの相談が増えているんですね!?

▼こちらの記事は、職場でハラスメントが起こりやすい環境かを判断するのに役立ちます。気になる方は参考にしてみてください。

ハラスメントが起こる原因

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薄波
ハラスメントってどうして起こんですか?
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宮本
ハラスメントは、劣等感や嫌悪感などの精神状態が関係しています。
ハラスメントの対策を練るためにはハラスメントの原因がどこにあるのか知らなければなりません。

ハラスメントの原因は、「内的要因」と「外的要因」に分けられます。

内的要因とは

内的要因とは、企業や家庭など自身が所属している集団が起因となって起こるハラスメントです。

内的要因の具体例は、以下の通りです。

具体例

1. 自分よりも出世が早い同期を疎ましく感じる
2. 周りの人よりも努力しているのに実績が伸びない
3. コミュニケーション量が少なく活気がない

外的要因とは

外的要因とは、プライベートや個性など企業や家庭など自身が所属している集団以外の要素が起因となって起こるハラスメントです。

外的要因の具体例は、以下の通りです。

具体例

1. SNSでのトラブル
2. プライベートで不幸なことがあった
3. 見た目や性格にコンプレックスがある

ハラスメントへの対策

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宮本
厚生労働省は令和2年6月からの法改正により、ハラスメント対策の強化として以下のような施策を実施しています。
政府のハラスメント対策

1. 労働施策総合推進法に基づきパワハラ対策が事業主の義務となる
2. パワハラに対する相談体制や適切かつ有効な実施を図るための指針などの整備
3. セクハラなどに対する国や事業主、労働者の責務の明確化
etc.
参照:厚生労働省|女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等
の一部を改正する法律(令和元年6月5日公布)の概要(PDF資料)

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薄波
企業や個人が個別で対策することはできないんですか?
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宮本
個別でも下記のような対策が取れます。

個人単位で行うハラスメント対策

個人で行うハラスメント対策には、下記のようなものがあります。

ハラスメント対策

1. 少しでも気になったら第三者に相談する
2. 人の悪口を雑談の話題にしない
3. どのような言動がハラスメントに該当するか認知する

組織単位で行うハラスメント対策

組織で行うハラスメント対策には、下記のようなものがあります。

ハラスメント対策

1. ハラスメント研修を実施する
2. 人事面談やアンケートなど意見を発信する機会を設ける
3. コミュニケーションを活発にする

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薄波
どの対策もそこまで難しそうではないですね。
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宮本
その通りです。
当たり前だと思っていることをしっかりとこなすことがハラスメントの防止に繋がるんです。

まとめ

今回は、「子育て中に起こりやすいハラスメント」について解説しました。

  1. 子育て中に起こりやすいハラスメントは、「セクシュアルハラスメント(セクハラ)」、「マタニティハラスメント(マタハラ)」、「家事ハラスメント(カジハラ)」である
  2. ハラスメントは、誰もが被害者だけでなく加害者となる可能性もある
  3. 従業員数が増えるほどハラスメントの相談率が増加する
  4. ハラスメントは政府だけでなく個人でも対策がとれる

ハラスメントを撲滅するために1人1人が当事者意識を持って過ごしましょう!

ご愛読いただきありがとうございました。