こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「子育てにノートは必要?書き方のコツと長く続ける秘訣」についてです。
子供の成長記録を残しておきたいけど、なにを書けば良いの?なかなか続かなくて困る。そんな悩みが多くあるかと思います。
・子育てノートに何を書けば良いの?
・長く続ける秘訣が知りたい
・ノートを作ることでどんなメリットがあるの?
・おすすめのノートはどんなものがあるの?
ぜひこの機会に子育てノートを作ってみましょう!
目次
子育てノートが必要な理由
まずは、ノートを作っておくメリットをお伝えしていきます。ご自身に必要かどうか当てはめながら読んでみてください!
子供の成長がわかる
子供の成長は驚くほどに早く、月齢ごとにあっという間に変化があります。どんな様子だったか、いつからできることが増えたのかをまとめておくと楽に管理ができますよね。
もちろん母子手帳にも記入欄がありますが、もっと細かく書きたかったり、記載されている項目以外にも書きたいことが出てくる可能性があります。
そんな時には、ノートにまとめておくとより正確に情報を残しておけます。
体調管理ができる
普段と違った様子をメモのように残しておくことで、健診や、病院を受診する際に詳細を明確に伝えることができます。そうすることで、聞き忘れや、伝え忘れ防止に繋がります。
また、普段の体調や、トイレの間隔、食事についてなど記録を残しておくことで、自分では気が付けない少しの変化にも気付くきっかけになります。
スケジュール管理がしやすい
幼児期には、健診やワクチン接種など頻繁に予定が決まっていきます。保育施設に預けるようになってからは、学校行事や、自身との予定の兼ね合いで調整することも増えてきます。
予定をまとめて見ることができ、便利ですよね。また、残しておくことによってその後の予定を立てやすくなったり、予定を忘れることも少なくなります。
ぜひ実践してみてください。
子供が成長してからのプレゼントになる
ノートがプレゼント?と思う方も多いかもしれません。しかし、写真と一緒に成長をまとめておいたり、手紙のように子供へのメッセージを残しておくことで、こんなことがあったんだよ。と伝えることができます。
幼いころの毎日はすべてが新鮮で記憶しきれないことが多いとされています。その分大きくなってから覚えていることが少ないため、記録として残しておくことでとても良いプレゼントになります。
そして私たちも子供の成長を懐かしむ機会にもなります。ぜひ子供と一緒にその時のことを振り返るきっかけにしてみてください。
誰かに預けるときの助けになる
一時預かりや、保育施設に預ける際の手助けにもなりますし、実家の家族や、親戚に見てもらう場面が出てくるかと思います。
その時に子供の普段の様子をまとめておくことで、周囲の人も変化に気付くことができます。また、その時の様子を記入してもらうことであとから様子を見ることができたり、家に帰ってきてから何かあったときの原因探しにも繋がります。
サポートブック作成の助けになる
そもそもサポートブックとは、障害を持った方が学校や仕事に就く際に周囲に理解してほしいこと、安心して生活できるために知っていてほしいことをまとめておくノートのことです。
このサポートブックを作るときに子供の特徴や、こうするとうまく行動できる。など情報共有にとても便利です。
下記記事で詳しくまとめていますので興味のある方はぜひ読んでみてください。
子育てノートに書くこと
メリットに合わせると書くことが多そう、じゃあ何を書けば良いの?と疑問に思いますよね。
もちろんご自身の書きたい内容を書くことが大切なのでこれから紹介する内容を参考に作成してみてください。
いつからいつまで書くと良いの?
基本的には、新生児期から1歳までとする方が多いです。この時期は成長や、変化が多い時期なのでまとめておくと便利です。
しかし、保育施設に預けるまでは書き続けるという方もいます。保育施設で知っておいてほしいことや、預ける年齢までの家の様子を伝えたいという声も多いため、ご自身の判断で続ける時期は決めて良いです。
1歳までは細かく記載して、そのあとは3行日記のように自分の手帳にまとめるという方もいます。無理のない範囲で続けることが大切ですね。
生活面で書けること
生活面で書くことは新生児期には特にたくさんあります。もちろん母子手帳の記入欄と重なるところも多いので必要に応じて書くことは決めましょう。
授乳・トイレ・お昼寝の記録
この3つは毎日のことになるため、書くことが大変と思う方も多いですよね。今はアプリで管理ができるため、まずはアプリで記録し、後からノートに細かい様子を含めて書き写すことでより詳細がわかりやすくなります。
また、普段との違いがより分かりやすくなります。授乳でのミルクの量の変化や、排せつ物の色や、量・お昼寝の時間が伸びたなど成長に合わせて変化していくのでまとめておくと便利ですよね。
発達過程の記録
発達の過程は、健診の時に聞かれる内容でもあり、母子手帳にまとめておくことができます。しかしより詳しく書きたい方や、母子手帳に載っていない内容を記載したい方はぜひまとめておきましょう。
また、誰かに預けるときや、保育施設に入るときに発達スピードがわかるようにしておくと安心ですよね。
・首が座った時期
・寝返りはいつからできるようになったか
・はいはい、つかまり立ち、一人歩きができるようになった日や様子
・初めて発した言葉
・よく話す言葉
・一人でできるようになったこと
・食事の様子(好き嫌い、食べるペースなど)
イベントやエピソード
発達の過程でできるようになったことに合わせて、その時の様子や感想を付け加えておくことでより鮮明に思い出すことができますよね。
ママの気持ちや、様子を写真に収めておくことも良いですね。周囲の人に共有するときに役立つこと間違いなしです!
リスト化しておく
子供の誕生に合わせてリスト化しておくと楽なことは多いですよね。では、そんなものをリスト化していくと良いか説明していきます。
かかりつけ医をリスト化
子供はいつ体調不良になるかわかりにくく、急激に悪化することも多いです。そんな時にかかりつけ医や救急外来をリスト化しておくと焦らずに対応できます。
休日や夜間の相談に対応してくれる窓口のことです。#8000へ電話をすると、住んでいる地域の近くにある相談窓口に転送され、小児科医師・看護師が対応してくれます。
症状に応じての応急処置法や、受診が必要な場合は近くの救急外来を案内してくれるため、安心です。
このように、緊急で対応してくれる窓口があると知っているだけで安心ですし、容態が急変する前に対応できるため覚えておくと良いでしょう。
病院に行くほどでもなく症状は軽いけどいつもとは明らかに様子が違ったり、心配な時に確認できるサイトです。
こどもの様子を当てはまる項目から入力し、どのように対応すると良いか判断してくれるためとても便利です。
病院を受診したほうが良い場合はかかりつけ医や、先ほどのこども医療電話相談事業に電話をし、救急外来の受診も検討しましょう!
その際、サイト内での診断後医師に伝えたほうが良いことや、持ち物、応急処置法などの記載もあるため病院に行くまでにできることを確認し、実施することで安心感もあります。
参考:こどもの救急
こどもの救急は、厚生労働省研究班と公益社団法人日本小児科学会が監修しているサイトです。
しかし、個人の判断として項目を選んで症状を確認するため対処の仕方や、病院の受診の有無に関して不安がある場合は必ず医師の相談の元行いましょう!
予防接種リストの作成
何をいつ接種したか、次回のワクチン接種予約の日程や、その時の記録を残しておくことでなにか副作用や体調に変化があったときに情報を伝えやすくなっています。
母子手帳内に記載できることにプラスして残しておいても良いでしょう。
出産祝い・お返しリストの作成
出産後に様々な方からお祝いをもらったり、お返し物を選んだりしなければなりません。その時にリスト化しておくと出費や、貰ったものや返したものが一目でわかるようになり便利です。
長く続けるために
毎日記録しなければならないストレスで長く続かないことも多いですよね。そんなことにならないためにできる工夫をいくつか紹介します。
書く項目を決めておく
母子手帳と内容が被ることもあるので、その時は母子手帳に記入しきれないお祝い品リストや、成長に合わせたエピソードが書ける3行日記のようにすることも大切です。
被った内容を転記するだけでも良いですし、その時のコメントを記載してあげたり、母子手帳に付箋で様子を書き加えるだけでも良いでしょう。
書く時のルールを決めておく
何か固定のマークを作ったり、毎日何時に書く、週末にまとめて記入するといった小さなルールを作っておくことで長く続けられます。
また、見やすさ重視の方は使う色は3色までにしておくとすっきりまとめられるのと、3色ボールペンがあればその1本で書けるため、毎日書くのも困難ではありませんよね。
書き方に工夫を作る
イラストや、シール、スタンプを使用し、かわいく仕上げることで楽しくノートを作れます。
文字が多いと書いていてつまらなく感じたり、文字で埋めなければならないとストレスになってしまいます。そんな時は写真を貼ったり、イラストをつけてあげるだけで楽しく作成できますよ。
子育てノートの選ぶポイント
では自分に合うのはどんなノートが良いのか悩みますよね。そんな方にぴったりの選ぶポイントを紹介します。
記録する期間はいつまで?
記録する期間が新生児~1歳までが多いとお伝えしましたが、その後も続けたい方に合わせて最大で20年も記入できる商品があります。
どのくらいの期間記入していきたいかを考えておきましょう。
どんな記録をメインで残したいか
新生児期の授乳やトイレお昼寝の記録を残しやすいものもあります。生活リズムをメインにしたいか、成長メインか、母子手帳に記入しきれないことをメインにしたいかなども検討し、ぴったりのノートを探しましょう。
活用するシーンに合わせて選ぶ
健診やお出かけなど常に持ち歩きたいか、自宅で保管しておき何かのタイミングで持ち出すかによってノートの大きさや、重さは変わってきます。
もちろんいつまで書くかによってもノートのサイズ感は変わってきますので考えておきましょう。
子育てノートにはこれがおすすめ
子育てノートを1から手作りしても良いですが、既存のものを使って作ることで書くべき項目がわかって良いですよね。
ではどんなノートがあるのか、活用すると良いものをおすすめポイントと一緒に紹介していきます!
無料ダウンロードを利用
ネット上には様々な項目に合わせてダウンロードし、必要な日数に応じてノートに貼って使うこともできます。
1週間と1か月用があり、好きな日数分ダウンロードできるのが良い点ですね!
・好きなノートを購入し、作成できる
・ダウンロードして使うため、好きな期間で続けられる
・内容の縛りがなくアレンジした内容を書ける
・アルバムとしてもノートを作れる
手書きの育児日記おすすめ3選
ここからは私が実際におすすめするノートを3つ紹介していきます!
育児日記
・誕生からの成長記録がまとめられる(身長体重、見開きのダイアリーページ)
・予防接種リスト、お祝いリストがある
・アルバムページあり
・生まれた日のこと、名前の由来などを残せる
・リング式のため場所を取らずに記入できる
すくすくメモリーダイアリー
・0~2歳までの三年間を記録できる
・手形や足形をとっておける
・お宮参りの様子など初めてのイベントを記録に残せる
・その時のお気に入りのおもちゃや、遊びの記録を残せる
・初めての出来事を項目ごとに記載できる
育児ダイアリー
・とてもシンプルのデザイン
・通院の記録や、フリーページがあり、細かく記入もできるが、自由に書ける
・写真を貼って記録するページも多い
・各ページにメモを残せる
アプリで管理したい人へ
手書きもいいけど、まずはアプリで管理がしたいという方も多いですよね。そんな方におすすめのアプリを2つ紹介します!
・時間がなくてもすぐに記録できる
・家族と共有しやすい
・写真と一緒に記録を残せる
ぜひご自身に合ったアプリを入れてみてください!
育児記録 ぴよログ
子育て記録アプリと言えばぴよログ!というイメージがありますよね。私もそうです!なぜこんなにも人気なのかまとめます。
・無料なのに操作がしやすく、項目が多い
・有料だが、製本できるため手元に残しておける
・アプリ内のカスタマイズでより使いやすくできる
パパっと育児
・かわいらしいアイコンが30種類もあり、すぐに記録できる
・赤ちゃんの泣き声で感情がわかる機能付き
・赤ちゃんの症状から受診するべきか診断を受けられる機能付き
・グラフやカレンダーの色分け表示がわかりやすい
まとめ
子育てノートを作っておくと良い点を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
新生児期に記録として残しておくと、保育施設に預けるときの助けになったり、気が付けない変化に気付くきっかけになったりします。
また、お子さんが成長したときに一緒に見る楽しみにもなります。今はアプリでの保管もできますが、手書きの良さもあると思います。
ぜひ無理のない範囲で作成してみてはいかがでしょうか。