こんにちは!こんばんは!今回もとっても役立つ発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害を持った子どもはなぜ生まれるの?」についてです。

これから子どもを授かる、あるいは産む予定の方は、誰しも子どもには生きやすい体で生まれてきてほしいもの。発達障害は一つの個性ではありますが、社会で困難にぶつかることも多いのが現実です。

この記事では「どのような場合に子どもが発達障害で生まれるのか?」「親にできることは何か?」について解説しています。

ご家族、あるいは既に生まれたご兄弟が発達障害など、何らかの理由で不安を感じている方もいるでしょう。情報を得て安心できることもありますよね。また、避けたほうがいい行動もありますので、ご参考になさってください。

発達障害を持つ子どもはなぜ生まれるの?

結論からいうと、発達障害の子どもが生まれる理由は解明されていません。子どもが発達障害を持たずに生まれる方法も、絶対といえるものはありません。

現在、実際には発達障害は以下のように扱われています。

発達障害の実際の扱い

・先天的な脳の働き方の違い
・原因不明

ですが、明らかになっていることもあります。

以前は発達障害は「育て方・愛情の問題」とされることがありました。

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薄波
そんな言い方、愛情込めて必死に子育てしている親は涙が出てしまいますよね…。

現在は、「育て方・愛情」の問題ではないことが明らかになっています。先程述べたように「先天的な脳の働き方の違い」なのです。

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京本
じゃあ、やっぱり原因不明なのでしょうか?

現在言えることは、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に絡まり合って、発達障害の子どもが生まれるというのが有力な説です。「遺伝的要因」と「環境的要因」を、今から日常生活に落とし込みながら解説していきます。

発達障害って?

生まれつきの脳機能の偏りにより、「できること」「きないこと」の差が極端な状態です。
大きく3つに分類され、【自閉症スペクトラム障害】【注意欠陥多動性障害】【学習障害】があります。

▼「発達障害ってどんなもの?」について知りたい方はこちらをご覧ください。

親や家族から遺伝する?【遺伝的要因】

親や家族が発達障害であることと、生まれてくる子どもが発達障害を持っていることの関係は、明らかではありません

両親が発達障害であっても、両親とも発達障害でなくても、子どもが発達障害を持って生まれることは一般的です。

ただ、以下のような研究結果はあります。

発達障害の人がいる家系は、発達障害の人がいない家系よりも、発達障害の子どもが生まれやすい。ただし確率は不明。

これは遺伝が原因であると証明するものではありません

家族は生活環境が似ているので、生活環境がどのように影響を与えるのかという考慮も必要ですよね。

遺伝についても、親から子どもに単純に遺伝して発達障害になるわけではないとされています。遺伝的な要素自体も、複雑に絡まり合っているということです。

親としてできること

未解明の部分が多い分野です。「思っているようなわかりやすい遺伝はないから、遺伝のことは考えなくていいよ」というのが結論です。

環境面でできることは?【環境的要因】

遺伝的要因に複雑に絡まり合う環境的要因。子どもの発達障害につながる環境的要因については、こちらも未解明です。

ですが、あくまで可能性レベルではありますが、以下のものが影響を及ぼすと考えられています。

環境的要因

・妊娠中の喫煙、副流煙
・妊娠中の飲酒
・妊娠中の水銀の多量摂取
・妊娠中の栄養バランスの乱れ
・早産・低体重での出産
・高齢出産 など

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薄波
たとえ可能性レベルでも、明らかになんらかの悪影響があることはやめておいた方がいいでしょうね。
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京本
もし簡単にできることがあれば、それもやめておきたいですね!

上述の環境的要因のうち、いくつかを詳しく解説していきます。

妊娠中の喫煙副流煙を避ける

妊娠中の喫煙は胎児に多くのダメージを与えることはよく知られています。しかし、タバコを吸わない方でも注意が必要です。

副流煙には主流煙よりも有害な化学物質が多く含まれているからです。

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京本
最近はタバコを吸う人は減ってきてるけど、場によっては人がいても堂々と吸える空気もありますもんね…。気をつけてくださいね。
引用:主流煙と副流煙|愛媛県医師会HP
親としてできること

・タバコは絶対に吸わない
・副流煙を避ける

妊娠中の飲酒を避ける

妊娠中に母親が食べたものの栄養が血液を通り胎児に運ばれるように、アルコールも胎児に運ばれます。胎児は大人のようにアルコールを解毒することができません

胎児に運ばれたアルコールは、胎児の脳内の細胞や脊髄などの身体の箇所にダメージを与え、胎児の成長を妨げる原因となります。

特に妊娠から3ヶ月以内の飲酒は、赤ちゃんに長期間にわたる悪影響を及ぼす可能性があります。

▼その他、妊娠中の飲酒の影響

  • 低体重
  • 早産・流産
  • 肝臓・腎臓・心臓などの臓器の弊害
  • 聴力・視力の弊害 など
親としてできること

・妊娠中は絶対に飲酒しない
・妊娠の可能性がある時も飲酒しない
・どうしても飲酒がやめられなければ、最寄りの保健所精神保険福祉センターなどに相談する

妊娠中の水銀の多量摂取を避ける

水銀は、母親になんの影響を及ばさなくても、胎児には濃縮された環境汚染物質が流れ込みます。

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薄波
発達障害の可能性に関係なく、避けたいところですね…。

普通に摂取している量ならば害はないと言われていますが、妊娠中は胎児への影響を考え摂取量に気を付ける必要があります。

水銀は魚から摂取している

魚を多く食べる日本人は水銀を多く摂取する傾向にあります。現在、日本人の水銀摂取の80%以上が魚由来です。

厚生労働省は、妊婦に水銀を多く含む魚の摂取を控えるよう推奨しています。下記は厚生労働省が発表している多量摂取を控えるべき魚介類のリストです。

引用:注意!妊婦には食べすぎていけない魚がある| 東洋経済ONLINE

特に子魚を多く食べる大型魚は食物連鎖で水銀が体内へ蓄積されていきます。

そのため妊娠中は上のリストにはなくても大型魚のサケなども控え、アジやイワシなどの小型魚を食べることがおススメです。

参考:「重金属」体内汚染の真実 大森隆史著 東洋経済新報社

親としてできること

・水銀を多く含む魚は食べる量を控えめに
・大型魚よりも小型魚を中心に食べる

早産・低体重での出産には注意

早産、低体重で生まれると、発達障害で生まれやすくなる可能性があります。

早産・低体重の原因としては、母親の健康状態、年齢、喫煙、飲酒など様々挙げられます。

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薄波
健康状態や年齢はコントロールできない部分が大きいし、ご自身を責めてはいけませんね。

喫煙や飲酒は避けましょう。また、発達障害に気づくのは、1歳6ヶ月や3歳の乳幼児健診のときが多いです。気になる方は乳幼児健診の際に専門のスタッフに相談しましょう。

▼低体重で生まれる赤ちゃんの割合は1980年代には5.2%。年々増え続け、2005年には9%以上に。

引用:低出生体重児保健指導マニュアル|厚生労働省HP
親としてできること

・喫煙や飲酒を避ける
・乳幼児健診で相談する

もし子どもが発達障害を持っていたら

発達障害のお子さんはその特性上、学校やその後の社会で生きづらさを感じることが多いのが現実です。

ですが、発達障害のお子さんを様々な観点からサポートする「療育」に早めに通うことで、社会に馴染みやすくなります。お子さんの個性に合わせた発育が促進されますよ。

「療育って?」「いつ頃から療育に通ったらいいの?」など、こちらの記事で解説しています。参考になさってください。

妊娠中の不安を取り除くために

いろいろと不安なことが多くのしかかってくる妊娠中は、不安に押しつぶされないように、気分転換をすることが大切です。

母親学級への参加は出産に向け準備をするだけでなく、同じ不安を抱えた妊婦さんとの交流の場として活用できます。

また、妊娠体操やマタニティヨガの効果は気分転換だけではありません。出産にむけて体力をつけ赤ちゃんを産みやすくする効果も期待できます。

▼こちらの動画をご参考ください。

まとめ

この記事では、子供が発達障害を持って生まれる原因について解説してきました。

まとめ

・発達障害を持つ子どもが生まれる理由は未解明
・発達障害は先天的なもので、遺伝的な要因と環境的な要因が複雑に絡まり合っていると考えられる
・目に見えるようなわかりやすい遺伝はしない
・妊娠中の喫煙や水銀の多量摂取を避けるなど、環境面でできることはある

親にできることはやる、できないことは考えすぎない。これが一番だと思います。

元気なお子さんが生まれることを願っています。