こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!
本日は「療育何歳から?」といった具体的なお悩みについてご説明しますね。
子育てをしていると、周りの子どもと比べて「この子は成長が遅いのかな?」と不安を感じることがありませんか?
でも、子どもの成長ペースは人それぞれ。発達障害の判断、療育に通う判断をするのはとても難しいですよね。
今回は「療育には何歳から通うべきなのか?」「療育に通う判断はどうやってすればいいのか?」について解説します。
また、療育のメリット・デメリットや、療育の内容などもご紹介します。
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目次
療育は何歳から通うべき?
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発達障害のお子さんは、学校生活や社会で集団生活を送るのに困難が伴う場合が多いです。
困難を解消するため、最近は早めに療育に通うというのは当たり前の話になってきていますね。
では、子どもの発達が気になる場合、療育にはどのタイミングで通えばよいのでしょうか?
療育に通い始めるタイミングは、医師との相談の上検討しましょう。
施設によっては0歳から対応可能な施設もありますので、お近くの療育センターを調べてみてください。
診断してくれた医師におススメの療育施設を聞いてしまうのもよいでしょう。
療育センターとは発達障害などを抱えるお子さんに合った治療や教育を行う場所です。
療育内容は施設ごとに変わります。
発達障害に関する記事がありますので、よろしければご覧ください。
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療育とは
療育とは、何らかの障害をもつ子どもの発達を促し、より生きやすく、社会的に自立した人間となっていくための支援です。
間違えてはいけないのは、子どもの特徴を矯正したり、発達障害ではない子どもと同じようにしようと教育するのではないということです。
子どもの特徴や状態に応じてケアをし、生きやすく暮らしやすくしていきます。
なかなかイメージしづらい部分もあると思いますので、実際の様子をご覧ください。
療育に何歳から通うべきかは一概には言えない
「子どもの発達の遅れが気になる。発達障害かもしれない。でも、成長がゆっくりなだけかもしれないし…」
療育を何歳から受けるかの判断は難しく、「○歳から」と一概には言えません。
1.まずは子どもの発達をよく見て、家庭でできる対応をする
【それでも発達に違和感があるなら…】
2.療育に通うべきか判断材料を集めて
3.できるだけ早めの療育を(早期療育)
①まずは家庭でできる対応をする
【早期療育が重要】という言葉をよく聞きますよね。しかし焦ってはいけません。
小学校入学前までの子どもは発育の差が大きく、発達障害の判断がつきにくいのです。
ですからまずは、子どもの発達をよく観察し、子どもに合った対応を家庭で試みてください。
発達がゆっくりなだけなら、対応の工夫により発達が促されるかもしれません。
発達していく様子が見られたら、療育に通うという考えは忘れても大丈夫です。
1歳半検診で発達障害の疑いがあっても、3歳児検診まで様子をみようと言われることがよくあります。
この年代の発達障害の判断は、簡単にはできないのです。
②療育に通うべきかどうかの判断材料を集める
1歳6カ月健診や3歳児健診の時に、発達の遅れ、医療機関の受診、療育などについて案内されることが多いです。
しかし、それだけでは判断しづらいですよね。
相談
子どもの発達の遅れが気になる場合、まずは以下のような場所で相談してみましょう。
自分だけで抱え込まないようにしてくださいね。
・市町村の福祉担当窓口
・地域の保健センター
・児童相談所
・子育て支援センター
・発達障害者支援センター
・療育センター
参考元:発達障害者支援センター・一覧
その他、子どもの発達に悩みを持つ親が集まるグループワークや、市町村が開催している心理相談・言葉の相談に行ってみるのも方法です。
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発達検査
発達障害の有無や脳機能の特徴を調べるには、医療機関で検査を受けます。
上記の相談先から検査を受けるかどうかのアドバイス、検査できる場所の情報などを手に入れておきましょう。
・小児科
・児童精神科
・小児神経科
・大学病院
・総合病院
※その病院で検査を行っているかどうか、必ず確認してください。
検査を受けると同時に、療育についてもアドバイスをもらっておきたいですね。
なお、検査結果が出るまで何カ月も待たなければならないこともあります。
検査の結果待ちの間にも相談に通ったり、アドバイスをもらって実行したり、状況を前に進めていきましょう。
③できるだけ早めに療育に通おう
「療育に通ったほうがうちの子は生きやすくなるかも」と考えているなら、判断をあまり先延ばしにしないほうがいいです。6歳までの療育が大切だとも言われます。
子どもにとって必要なケアなのであれば、早めに療育に通い、発達を促してあげたいですね。
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療育を受けるかどうかの判断材料としてご覧ください。
療育を受けるメリット&デメリット
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療育のメリットとデメリットをお伝えしますので、療育に通うかどうかの判断にお役立てください。
療育のメリット
療育のメリットには次のようなものがあります。
専門家のサポートを受けられる
子どもの特性をしっかりと見極めて、1人1人に合った支援をしてもらうことで、発達が促されます。
家庭での対応の仕方や、不安・悩みを相談できるので、今後の子育てで大きな味方となり得ます。
家庭以外での人との交流がもてる
家族以外の大人や同年代の子どもと触れあうことができ、さまざまな刺激を受けられます。
コミュニケーション能力の向上も期待できます。貴重な場所ですよね。
また、周りの友達に刺激され、言葉の発達が期待できます。発する単語も増えるでしょう。
親同士の交流がもてる
ただでさえ子育ての悩みは尽きないもの。
発達障害の子どもを持つ保護者特有の悩みを共有できる相手がいるのはありがたいですよね。
子どもだけでなく、自身の心のケアも忘れずに。
療育のデメリット
療育のデメリットには次のようなものがあります。
子どもがストレスを感じることも
慣れない環境であるため、不安からストレスを感じてしまう場合もあります。
集団行動が苦手な場合は、たとえ数人であっても強いストレスを感じてしまうでしょう。
後で詳しく解説しますが、療育には集団療育と個別療育があります。
療育施設がどのような療育を行っているかや、環境、雰囲気などをよく見て選ぶようにしましょう。
費用がかかる
費用として、療育費用や交通費などを考慮しなければなりません。
先生との相性が大きい
子どもと先生の相性や、親と先生の相性によって、療育の効果に差が出やすいです。
集団療育だけでなく個別療育もある
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療育には集団で行うものだけでなく、1対1で行うものもあります。
「集団での療育は難しいかも…」と感じていても、諦めなくて大丈夫です。
個別療育
子どもとセラピストが1対1で行う療育です。
集団での療育が難しい場合や、個別で行った方が良いと判断された場合は個別療育を行います。
家庭以外の場所で【自分】を出したり人と関わったりすることに、最初は抵抗があるでしょう。
しかしゆっくりと、本人のペースに合わせて療育を行うと、不安も解消されて【自分】を出せるようになっていきます。
・子ども1人1人の特性に合わせて療育を受けられるため、じっくりと時間をかけて指導をしてもらえる。
・人がいると緊張してしまう子どもには、ストレスを感じることなく療育が受けられる。
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集団療育
ソーシャルスキルトレーニングという方法を取り入れて、コミュニケーション能力の向上を図り、対人関係の築き方を学びます。
社会生活を円滑に過ごしていけるように、必要なスキルを療育で学びます。
ゲームやロールプレイングを混ぜながら友達とのコミュニケーションの取り方や、相手に自分の気持ちの伝え方を学んでいきます。
療育を通して社会生活の中で直面する「ストレス」や「生きづらさ」に対応していけるようになってもらうのが目的ですね。
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学校生活には集団行動は必要不可欠ですよね。
療育を受けるには?
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「療育に通わせてあげたほうが子どものためだな」と思ったら、療育の施設探しと受給者証の手続きが必要です。
療育を受けられる場所
療育を受けられる場所には以下のようなものがあります。
・児童発達支援センター
・児童発達支援事業所
・放課後デイサービス
療育は0歳から受けられるのですが、一般的には3歳前後から通える施設が多いです。
もし2歳以下で療育を受けたい場合、2歳以下でも療育を受けられて、安心して子どもを預けられる施設を見つけるのには、それなりの時間と労力が必要なので早めに探しておきましょう。
▼ 神奈川県横浜市の「ライズ児童デイサービス」でも療育を行っています。お気軽にご相談ください!
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療育を受けるには「受給者証」が必要
通う施設が決まったら、お住いの市町村で受給者証を申請しましょう。
受給者証の種類によって、通える施設が異なります。
受給者証が交付されたら、施設の利用手続きをして、いよいよ療育に通います。
療育手帳は持っておいたほうがいいの?
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療育手帳とは、障害者福祉制度によって交付される手帳で、障害者手帳の1つです。
知的障害があることを証明するものです。
療育手帳を取得することで支援や相談が受けやすくなります。
療育を受けるのに療育手帳が必要なわけではありません。
児童相談所・市町村保健センター・医師によって療育の必要性が認められた場合に療育の対象となり、先述した「受給者証」の交付を受けることで療育に通うことができます。
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療育手帳をもつメリット
療育手帳は取得する方が良いの?と思った方のために、療育手帳をもつことのメリットを解説します。
◆福祉サービスを受けやすくなる
療育手帳があると、発達障害を抱えている証拠と認められます。
発達障害は見た目ではわからりづらいので、証明する療育手帳があればスムーズに福祉サービスを受けられますよ。
◆障害者手当を受け取れる
特別障害者手当や特別児童扶養手当などの、さまざまな手当てを受け取ることができます。
療育手帳がなくても申請はできるのですが、療育手帳があれば手続きが簡略化できて素早く対応してもらえます。
◆加配申請がスムーズにできる
加配申請とは国や学校に、障害のある子どものために補助の先生をつけてもらうなどの配慮をしてもらえるように申請することです。
担任の先生以外に、近くで見守ってくれる補助の先生をつけてもらえると親も安心ですよね。
◆就労支援をしてくれる
大人になったときに、療育手帳があれば障害者雇用で就職が可能です。
働く場所の選択肢が増えたり、仕事を選んだりできるので仕事の幅が広がります。
障害者手帳・療育手帳の取得条件や手続きについて、詳しくまとめた記事がありますので、ぜひ一度読んでみてください。
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まとめ
子どもの発達が気になる場合、療育には何歳から通えばいいのかについて解説してきました。
・療育を何歳から受ければいいのかは一概に言えない。
・家庭でできる対応をした上で、早期に療育を受けることが望ましい。
・自治体、医療機関などに相談し、発達検査を受けることで、療育に通うべきか判断しやすくなる。
大切な子どもには、その子に合った環境でのびのびと発達していってほしいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。