こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害のノウハウや情報を提供させていただきます!今日は「気になる?気にならない?発達障害身だしなみを整えれない理由とは!?」についてです。

我が子の服装はどうにかならないの?と、悩んではいませんか?毎日同じことの繰り返しで、いつになったらちゃんとしてくれるのか…と、思ってはいませんか?

この記事では、どんな理由で発達障害の子が身だしなみを整えれないのかを説明・ご紹介をしていますので、最後までご覧ください。

では、見出しを整えれない理由は何かを説明しましょう!

発達障害が身だしなみを整えれない理由とは!?

発達障害の人が身だしなみを整えれない理由は大まかに3つあります。1つ目は「整理整頓が不得手」、2つ目は「整えるに無関心・無頓着のどちらか」で3つ目は「身だしなみを最終チェックをしていない」です。

1つ目の理由に何故?と疑問が出てくるかもしれませんが、これも身だしなみの方に関わってくる要素です。2つ目や3つ目の方は記事を読み進めたら「あぁ、そうかも」と感じるかもしれません。

では、1つ目に理由から説明していきましょう!

1つ目 整理整頓が不得手

身だしなみが整理整頓の不得手に何故結びつくのか不思議ではないでしょうか?整理整頓は物を整えるですが、身だしなみは自分自身を整えるので「綺麗にする」という共通点があります。

整理整頓が不得手だと自分自身を整えるのも雑になってきます。我が家の発達障害の長男はずっと整理整頓が不得意でした。寮付きの高等養護学校へ入学した際に、寮と学校の担任と長期支援目標を話し合った結果は「整理整頓をできるよう促す」になりました。

そんな目標を掲げられた張本人の身だしなみはと言うと、ズボンからYシャツが出ていたり、寝癖がついている事もありました。靴下を履いた際にズボンの裾までも巻き込んでいて、この時に「整理整頓が不得手だと身だしなみが整えれないのでは?」と、感じました。

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京本
整理整頓が不得手だと身なりを整えても、「どんな感じが小綺麗なのか」が解らないんだね。

次は、身なりを整える事に「無関心・無頓着」な人の説明をしましょう

2つ目 整えるに無関心・無頓着のどちらか

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お年頃になるとファッションに興味を持ち始めますよね…?
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持つ子ももちろんいるよ。思春期の時に持ち始めるかどうかが別れてくるんじゃないかな。でも、全くファッションに無関心な子も居るよ。

始めは整えるに無関心な人から説明しましょう

整える事に無関心な人の場合

発達障害は興味が無いとトコトン無関心なので、ファッションに対して無関心だと、首回りがヨレヨレになっても、流行が過ぎても気にせず着用します。周りから「変」と諭されても気にしません。

「整理整頓が不得手」の方に出てきた長男は、高校生になるまではファッションに無関心でした。中学生までは、私が長男に似合いそうな服を買ってきて本人に渡していましたが、首元がヨレていても、色がくすんできても着用しようとするので慌てて止める事もしばしありました。

それが寮付きの高等養護学校へ入学してから少しずつ、周りのオシャレな同級生のファッションに感化されていきました。自分とは違うオシャレなコーディネートをしている友達を見て「カッコいい!」と、刺激を受けたそうです。

そこからは一緒に買物をする時に、「自分に合うかどうか」を相談するようになり、オシャレを知ってからは、整理整頓も少なからず自分からするようになりました。整える事に無関心でも、何かのきっかで周りから刺激を受け変わることもあります。

こだわりの場合も

服がヨレヨレになっても手放さないのはこだわりが強い場合もあります。捨てたいなと思った服を1週間程度、隠してみてください。これで興味がない行動(違う服を着る)をした時はそのまま捨てても構いません。ですが、「あの服はどこ?」と、聞かれた時は、こだわっている服なんだと思っていいです。

無関心な人は「何故、服装に比重を置いていないのか」の理由を持っていることもあるので、聞いてみても良いと思います。因みに、長男はカードゲームに比重を置いていました。

次は整える事に無頓着な人の場合を説明していきましょう。

整える事に無頓着な人の場合

我が家の長女は、小学校入学時~中学校の現在まで、障害者施設が運営している児童ディサービスと日中支援サービスを利用しています。

その利用時に長期支援目標を掲げるのにモニタリングをするのですが、8年間変わらず「身だしなみを気を付けるように声掛けをする」が、必ず長期目標に入ります。

その長女の状態はと言うと、お昼ご飯を食べたの痕跡が口の周りに渋滞し、御手洗いから帰ってきましたと分かるような服の裾から肌着が見えたり…と、一目で整える事に無頓着だなと分かります。

この様に本人に「口の周りが汚いよ」や「服の裾から肌着が見えているよ」と声掛けをして、今の状態は「身なりがちゃんとできていないよ」と認識させていくことも大事になります。

合わせて読んでほしいオススメ記事

発達障害の子の身だしなみには頭を悩ませますよね。幼い時は親が身支度を整えて…と、やっていましたが、成長と共に自分で着る事を教えていくと「あらら?」と、身だしなみが大変な事に。

当記事では、「身だしなみが整えれない理由は何か?」や「人の視線に対して」等にスポットを当てていますが、下記のサイトでは、身だしなみを整える工夫や「どうして身だしなみを整えるのか?」がご紹介をしています。

お子さんに「どんな感じにサポートを…」と、思い悩んでいる方は合わせて御覧ください。
発達障害ディサービス アレッタ

最後は、身だしなみの最終確認ができていない場合を説明していきましょう!

3つ目 身だしなみを最終チェックしていない

先程、我が家の長男と長女の実例を挙げましたが、この2人に共通する事は「自分の姿を最終チェックしていない」ことです。

「えぇ!?」と思いますが、外出する時に気候が「寒い」か「暖かい」の判断で服を選んで終わってしまいます。こちらから「歯磨き・洗顔・髪の毛のセット」の声掛けをしないと鏡の前に行き最終チェックをしません。これは、人の視線が気にならないからです。

これは、発達障害の人の全員がそうではありませんし、身だしなみもちゃんとしている人もいますが、発達障害の人が身だしなみに対して整えれていない人が多いのは、人の視線を気にしない人が多いからです。

その長女が最終チェックをした事で一つ改善されたのがありました。それは、食後に自分の口周りを綺麗にする事です。

発達障害の知るは視覚で教える事が重要

長女が小学6年生の時に支援級の担任は、お昼ご飯の度に口周りを汚す長女をどうにか自主的に綺麗にさせたいと行動に出ました。

それが、「身だしなみをチェックさせる」事でした。食べ終わった後に鏡を長女に持たせて、どれだけ口の周りが汚いかを確認させました。その時に漸く長女は、自分の口周りがどんな感じに汚いかを知り自主的に口周りを拭くようになりました。

「口周りが汚い」と言葉で聞いても、どんな風に汚いかが想像できませんでしたが、実際に鏡で「口周りが汚い」が見れて「こんなに汚していたんだ」と、確認が出来たわけです。

物事を確認させるには視覚も重要になってくる事もあります。

この動画は、何故、身だしなみは綺麗にしなくてはいけないのか?という基礎となるお話をしています。これは発達障害の人以外でも教えてあげたくなる内容ですので、ご覧ください。

次は、自分の身だしなみに対して他人の視線が気になるかどうかを説明していきましょう!

発達障害は他人の視線が気になる?気にならない?

発達障害は「他人に対して関心が弱い」と言われています。その為に、人からの視線はあまり気にならないようですが、私達は最初の行動を起こす際に、人からの視線を気にしてしまいます。

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京本
これは、両者の「他人に対しての関心」度が違うからだね。
発達障害の人がどうして人に対して関心が弱いのかを説明しよう。

興味・関心が無いから

発達障害は興味・関心が無いと、自分がどう思われているのかを気にしません。

性格の違いなどもありますが、温かい目でゆっくり1つ1つ解決をしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

発達障害のお子さんの服装、身だしなみが整えれない理由として3つあげさせていただきました。

それぞれから解決方法を見い出し対策が出来れば身だしなみも整う方向に向かうと考えられます。

・整理整頓が不得手
・整えるに無関心・無頓着のどちらか
・身だしなみを最終チェックしていない