こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!

お子さんが乱暴な言動をした時、「ダメ!」と叱っていませんか?

でも、否定的な言葉で叱ることは、望ましくない叱りかたなんです。

発達障害の子は、乱暴をしたくてしているのではありません。

その子が抱える問題にまわりの大人が気づいてあげて、適切な対応をすることで、乱暴な言動を改善することできます。

まずは、かれらが抱える問題に気づいてあげてあげることが重要です。

今回は、発達障害の子が乱暴な言動を示す原因4つとその対策についてお話させていただきます。

原因1|行動を振り返り想像力を働かせたり、感情をコントロールすることが困難

発達障害の子は、過去の行動を振り返り、想像力を働かせることが苦手です。

そのため、自分がたたかれたときは痛いということがわかっても、相手も同じようにたたかれたら痛いだろうということを想像することができません。

そのため、平気でほかの子をたたいたりします。

また、感情をコントロールすることが困難であるため、衝動的に乱暴な行動をとってしまう子もいます。

原因2|コミュニケーション力と社会性の不足

発達障害の子は、コミュニケーション力が低いことも、その場に合った言動ができない原因として挙げられます。

例えば、ほかの子のおもちゃを貸してほしいと思っていても、「貸してほしい」と言葉でいうことが正しい行動だという判断がつきません。

そのため、なんと言ったらよいかわからずに、唐突におもちゃをとり上げて、相手をびっくりさせてしまう場合もあります。

発達障害の子は、その場に合った行動がとれないため、まわりから孤立してしまい、社会性も育ちにくいのです。

原因1と2の対策

発達障害の子に注意をするときは、「~してはダメ!」とか、「~してはいけません」というような、否定的な言葉を使うことは避けてください。

否定的な言葉で注意しても、指示の意図はあまり伝わりません。

否定的な言葉で怒られたり、指示されると、自分が悪いことをしたということを思い知らされ、自信を無くしてしまったり、ストレスを与えてしまい、そちらのほうへ気がいってしまうのです。

注意をするときは、肯定的な言葉で伝えてください。

例えば、「〇〇ちゃんのおもちゃを取り上げてはいけません。ちゃんと貸してね、っていいなさい」というよりも、「おもちゃを貸りたいときは、貸してねっていおうね」と伝えます。

発達障害の子は、素直な子が多いですから、やさしい言葉でいわれれば、素直に耳に入っていきやすいです。

ですが、命令口調で言われると、「うるさいな!」と反抗的になってしまう場合もあります。

やってはいけないことではなく、やってほしいことを短い言葉でゆっくりと、日々肯定的に伝えることが重要です。

そして、小さなことでもほめて、自己肯定感をはぐくむようにしてください。

原因3|突然の変更に対応することが困難

発達障害の子は、目に見えないものを想像することが苦手です。時間の流れというのは、目に見えないことなので、先の予定を想像することが困難です。

パターン化された行動を好み、その日のスケジュールの流れも決まっていることを好みます。

そのため、急な予定の変化があると混乱が大きく、暴れたり、パニックを起こすことがあります。

先の予定は、見えないことなので、私たちも、将来に漠然とした不安を持つということはあることだと思います。

発達障害の子は、今日はこんな予定で過ごすんだと思って安心していた事柄が、突然変更になると、何が起こるかわからない、どうしたらよいのかわからないという不安が大きくなり、暴れたり、パニックを起こしてしまうことがあります。

原因3の対策

発達障害の子は、目に見えないものを理解することが苦手な反面、目に見える情報を理解することが得意です。

そのため、目に見えない情報である言葉だけで変更を伝えることは避けましょう。

日頃から予定をスケジュール表に文字や絵入りで示し、視覚的に見せてあげると、先の見通しがつきやすく安心します。

突然の変更があった場合は、タイムスケジュールに日程を書いて示してあげるとよいですね。そうすれば、全体的な流れをつかむことができるので安心します。

下記にかわいいスケジュール表が無料でダウンロードできるサイトをご紹介しますのでご参考くださいね。

とにかくかわいいイラストがいっぱいで、見ているだけで楽しくなりそうなスケジュール表が作成できます。

こちらは種類が豊富です。使用目的に合ったスケジュール表を作成できそうです。

こちらはイラストレーターのナコさんが、ご自身のブログで無料で配布なさっているスケジュール表です。イラストがとってもかわいいですね。

ナコさんのタイムスケジュール表をとっても素敵にアレンジして活用なさっている方のサイトがありました。裏にマグネットを貼って、お子さんが積極的に参加するよう工夫していて、とっても参考になります。

登園準備を効率化!タイムスケジュール活用で、子どものやる気 UP 大作戦 (ぎゅってweb)

原因4|感覚過敏

発達障害の子は、感覚が過敏だったり鈍感だったりします。同じ子でも、ある特定の音は過敏だったり、皆がいやがる音は鈍感だったりして、症状は千差万別といえます。

感覚過敏の子は、刺激に対してストレスを感じやすく、イライラしているときに、いきなり話しかけられたりすると、相手を無視したり、怒鳴りつけてしまうこともあります。

感じ方や見え方といったことは、目に見えないものなので、まわりからなんでこんなことでイライラしてるんだろうと思われがちです。

発達障害の子は、感じ方も違うとういことを理解してあげてください。

原因4の対策

その子が不快と感じる感覚をできるだけシャットアウトするため、まわりを調整しましょう。

刺激を軽減させるアイテムを取り入れるのもよいでしょう。

ストレスがあると感覚過敏も悪化しやすいため、できるだけストレスを与えないようにすることも大切です。

二次障害

他にも、原因はさまざまですが、主にこのような原因から発達障害の子は、乱暴で付き合いにくい、危険人物であると誤解されてしまうケースが多いのです。

また、周りの状況を理解できず、人の嫌がることをしてしまうことや、理解しがたい行動が多いなどの理由から、付き合いにくい人と思われ、周りから距離をおかれてしまうケースも多いのです。

こういった子は、その行動ゆえに、周りからひんぱんに怒られたり、冷たい目で見られたりするため、イライラが蓄積しています。また、誰も自分を理解してくれないという孤独感やストレスもあるでしょう。

そのため、乱暴な言動が増えていってしまうのです。

この状況を救ってあげなければ、発達障害の子たちは負のスパイラルに陥ってしまいます。

つまり、怒られるとイライラが蓄積され、乱暴な言動が増えていき、さらに怒られる機会が増えてしまい、乱暴もさらに増えていくようになってしまうのです。

そして、本来の子供が受けるべき愛を受けることができず、自己否定の人格を形成していってしまいます。

ですが、まわりが発達障害のお子さんに理解を示し、適切な対応をすることで、問題を起こさずに育っていくことができます。

危険を伴う行為をしたときは、毅然とした態度で制止する必要もある

危険を伴う行為をしているときに、大声で叫ぶと、子どもを驚かせてしまう場合があります。

余裕があるようであれば、子どもに近寄り、適切な行動を伝えましょう。

制止する必要があるときは、毅然とした態度で制止します。

周りの制止の声で、気持ちをさらに高ぶらせてしまうときは、すみやかにその場を離れ、落ち着いて話を聞くようにします。

そして、なぜそのような行動をしてはいけないのか、正しい行動はなんなのかを、目を見て真剣に伝えるようにしましょう。

まとめ

今回は、発達障害で乱暴な言動を示す子に関して、その主な原因と対処法をお伝えいたしました。

発達障害のお子さんが乱暴な言動を繰り返す要因は他にも多々あります。

よりその子に合った適切な対応を取るために、医療機関や専門の相談機関の利用も考えてください。

親だけで対処しようとしては、とても大変ですし、またどうしても目の届かないときもありますので、教育機関や周りの大人たちの協力も不可欠です。

社会全体で、発達障害のお子さんに理解を示し、サポートする姿勢が必要なのではないかと思います。