こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害の子に家庭教師が向いている理由」についてです。
発達障害をもっていると、学校や塾などの集団学習についていくのがなかなか難しいですよね。
先生の言うことが理解できなかったり、授業に集中できなかったり、、、。 周りに遅れを取ってしまうと、劣等感や自信のなさから学校に行くのが嫌になってしまうかもしれません。
学習につまづかないためにはどうしたら良いのでしょうか?そこで発達障害の子におすすめなのが家庭教師です。
今回は、発達障害の子に家庭教師が向いている3つの理由と、家庭教師を選ぶ際の3つのポイントを解説します。最後におすすめの家庭教師センターも紹介するので、よろしかったら最後までお付き合いください。
・発達障害の子に家庭教師が向いている3つの理由
・家庭教師を選ぶ際のポイント3つ
・おすすめの家庭教師センター3選
目次
発達障害の子に家庭教師が向いている3つの理由
なぜ発達障害の子に家庭教師が向いているのでしょうか?発達障害についてと3つの理由を順番に見ていきましょう。
発達障害とは
まず発達障害について簡単に説明します。発達障害は主に以下の3つの分類に分けられます。
ASD(自閉症スペクトラム障害)
- コミュニケーションが苦手
- 特定の物事に強いこだわりがある
- 想定外のことが起こるとパニックになる
ADHD(注意欠陥多動性障害)
- 落ち着きがなくじっとしていられない
- ケアレスミスが多い
LD(学習障害)
- 知的な遅れはないものの、読み書きや聞き取り、計算など特定の学習に著しい困難がある
- 読字障害(ディスレクシア)/書字障害(ディスグラフィア)/算数障害(ディスカリキュア)がある
人によっては複数の障害を併発していたり、程度も人それぞれです。
そのため、発達障害の子にはその子自身の特性を考慮した、その子に合った学習方法が必要です。
その点から家庭教師が発達障害の子に向いている理由を説明していきます。
▼発達障害の詳しい特性についてはこちらの記事をどうぞ!
特性に合った指導方法や学習方法で学べる
学習塾などは1対多数のため、ひとりひとりに合わせた指導は難しいです。ですが、家庭教師はマンツーマンなので、その子の特性に合った指導方法や学習方法で、寄り添った指導が受けれます。
家庭教師センターの中には発達障害の子に対応している所や、「発達障害コミュニケーション指導者」の資格を持っているスタッフが在籍している所があります。
発達障害に対する知識や支援方法を身につけて、サポートできる指導者
参照:日本医療福祉教育コミュニケーション協会
<指導方法の例>
・曖昧な表現を使わず具体的な言葉で伝える
・予定変更は極力避け、やむなく変更の場合は早めに伝えパニックを防ぐ
・視覚的な能力が高いので、図や文字などで説明する
・一度にたくさんの指示を出さず、1つ1つ具体的に伝える
・肯定的な言葉がけをし、自尊心を傷つけない
・しっかりと褒めてやる気を伸ばす
・読字障害の子には、文字を読みやすくする工夫をする
・書字障害の子には、字の形を理解しやすい工夫をする
・算数障害の子には、計算式を目で見て覚えるようにする
このように特性を理解し、寄り添った指導をしてくれるのが家庭教師です。
お子さんに合ったペースで学習できる
発達障害がある子は周囲のペースに合わせることがとても苦手です。その点、家庭教師は自宅でその子に合ったペースで学習できるので、周りを気にする事なくのびのびと学習に取り組めます。
落ち着いた環境で集中して学習できる
発達障害の子は感覚過敏の1つである聴覚過敏を持っていることも多いので、大きい音やざわざわした音が苦手です。また周囲に気になる物事があると気が散ってしまい集中できません。
家庭教師なら自宅のいつもの落ち着いた環境で学習できるため、集中して取り組むことができます。
勉強に対する意欲がない子は
こちらは発達障害の子にうまく勉強をさせる方法についての動画です。お子さんがなかなか勉強に取り組めない場合は参考にしてみてください!
家庭教師を選ぶ際の3つのポイント
ここまで、発達障害の子に家庭教師が向いている理由をお伝えしてきました。では具体的にどんな家庭教師を選んだらよいのでしょう?選ぶポイントを3つお伝えします。
発達障害の子に対応しているか
全国に家庭教師センターはたくさんありますが、発達障害に対応している所はそんなに多くはありません。
これらの情報をHPで確認してみましょう。
お子さんとの相性は良いか
いくら発達障害の子に対応しサポート体制があっても、教師との相性が悪いと望むような結果が出ないかもしれません。お子さんのストレスになりかねないので、慎重に選びましょう。
大手・準大手家庭教師センターだと教師の人数が多く、相性の良い教師が見つかる可能性は高いです。
無料体験授業を受けて、実際に指導方法を確認してお子さんとの相性を確認しましょう。
▼このようなお医者さんの言葉もあります。
継続可能な料金かどうか
発達障害に対応した指導ですと、お子さんのペースに合わせてゆっくり進むことが考えられます。ですので、学力がついてくるには長期的な目で見る必要があります。
継続して続けられる料金かどうかもしっかり確認しておきましょう。料金は小学生か中学生かでも変わってきますし、家庭教師センターによって幅がありますので、こちらもHPや資料請求などで確認しましょう。
おすすめの家庭教師センター3選
以上を踏まえて、おすすめの家庭教師センターをご紹介します。気になる所があったら、HPから資料請求をしてみましょう。
家庭教師のノーバス
まずおすすめなのが、【家庭教師のノーバス】です。ノーバスは発達障害や不登校の生徒に対応した「こころの未来」というコースがあります。
発達障害コース | ○ |
対応地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城・愛知・三重・岐阜 |
対応学年 | 小学生~高校生 |
料金目安(学年による)(税込) | 入会金 22,000円 90分コースで20,680円~29,480円 120分コースで25,520円~34,760円 その他:学習サポート費 3,300円/月・教師交通費 |
無料体験 | ○ |
・無料カウンセリングあり
・教師変更は無料
・高額な教材販売なし
・兄弟姉妹割引あり
対応地域が限られているのがデメリットですが、オンラインで授業を受けることもできます。
家庭教師のあすなろ
次におすすめするのが、【家庭教師のあすなろ】です。発達障害の子に合った指導に力を入れており、サポートも手厚く、全国エリア対応です。
発達障害コース | ○ |
対応地域 | 全国エリア |
対応学年 | 小学生~高校生 |
料金目安(学年による)(税込) | 入会金 22,000円 1コマ(30分)1,000円~1,125円程度 |
無料体験 | ○ |
・発達障害コミュニケーション指導者の資格を持ったスタッフがいる
・教師変更は無料
・2人同時指導割引プランや母子・父子家庭応援プランあり
・22個の手厚いサポート
学研の家庭教師
最後におすすめするのが【学研の家庭教師】です。発達障害コースはないのですが、不登校コースがあり、発達障害の子にも充分に対応してくれるとの口コミが多数あります。また、大手ならではの安心感があります。
発達障害コース | × ※コースはないが充分な対応がある |
対応地域 | 全国エリア |
対応学年 | 幼児〜高校生 |
料金目安(税込) | 入会金 24,200円 年会費 2,970円/月 1時間あたり5,170円〜 教師交通費 |
無料体験 | ○ |
・無料カウンセリングあり
・教師変更は無料
・高額な教材販売なし
・兄弟姉妹割引あり
まとめ
- 発達障害のある子に家庭教師は向いている
- 理由は特性に合った指導が受けれること、お子さんのペースに合わせて取り組めること、落ち着いた環境で学習ができるためである
- 家庭教師を選ぶポイントは発達障害に理解があり、サポート体制が整っているか、お子さんとの相性が良いか、継続可能な料金であるかである
お子さんの将来を考えると、学習でなるべくつまづいて欲しくないですよね。この記事が、お子さんに家庭教師を検討している方の少しでもお役に立てれば幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございました。