こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!

本日は「発達障害の方への対応」についてです。

「生徒、自分の子供が発達障害を持っていて、どう接すればいいのかわからない!」

「発達障害を持っている後輩の成績が伸びずに困っている。どうすれば成果が出るようになるの?」

そんなお悩みを抱えている方、いらっしゃいませんか?

この記事を読めば、学校での成績がみるみるうちに伸びたり、会社の利益アップにつながるかもしれません!!

しかし、発達障害とは、接し方を間違えればうつ病や、適応障害、パニック障害などの2次障害を招くこともあります。

発達障害ってそもそもなに?って思われた方はまずこちらをご覧ください!

発達障害の方も、この記事を読んでくださったあなたも、ハッピーになれる関係を一緒に目指していきましょう!

発達障害の人へ対応の仕方

発達障害とは、生まれつき脳機能の発達に偏りが見られます。親の遺伝や、育て方などは一切関係ありません。

発達障害を持つ子供や、大人に対して、まずは「そのまま受け入れる」という姿勢が何よりも大切です。わがままや、怠けているわけでもないことを理解してください。

子供の発達障害への対応

まずは、子供の得意、不得意をしっかり理解し、それに合わせた接し方をすることが大切です。

具体例

・じっとしていることが苦手な子供には、動くことを強要するのではなく、「お皿取ってきて」「みんなに配って」など、役割を持たせる

・急な変更でかんしゃくを起こしたり、不安になっている時は、絵や文字を使って伝えたり、ゆっくり具体的に伝える

・関心を持っているものに結びつけて、勉強させる

などが挙げられます。

「こだわりが強い」→自分のブレない軸がある

「動き回る」→行動が早い

など、否定するのではなくまず受け入れてみてください。

そして子供にあったやり方で接することが大切です。

私も22歳の時にADHDと診断されたのですが、子供の頃を思い出すと、忘れ物が多かったり、生傷や怪我が耐えない子供でした。「だらしない子」と思われているのがすごくコンプレックスだった思い出があります。

子供は結構大人の視線や、顔色を窺っているので、できないところを怒るのではなく、いいところにもしっかり目を向けてあげてください。

大人の発達障害への対応

大人の発達障害の場合、多くが「本人の努力不足」と受け入れられてしまう場合が多くあります。しかし、それは発達障害の「特性」であり、本人の頑張り次第でどうにかなるものではありません。

大人の発達障害の接し方としては、特性は特性として受け入れ、やりやすい環境や、得意なことを発揮できる環境を整えてあげることが大切です。

具体例

・遅刻が多い人に対しては、出社時間を遅らせる

・口頭で指示を出す場合には、「こそあど言葉」を使わず、抽象的な表現は避ける

・1人で集中して仕事ができる環境を作る

などが必要です。

私も時間を守ることがとても苦手で、いつも怒られていました。SNSを見ると気づけば夜中。慌ててベッドに入っても寝付けず、朝起きれなかったり、睡眠導入剤の影響で朝ベッドから出られない時もありました。

プライベートでは、朝起きれたとしても、服を選んだり、髪の毛をセットしていると、もう集合時間・・・!ということもあります。

発達障害の人にはとても根は真面目で、「〇〇であるべきだ」という考え方が強い人が多いと感じます。その分、本人もできなかった時は反省もしていますし、直したいとも思っています。

やり方や、進め方にこだわりがあったり、急な変更でパニックになる場合もあるので、やり方が違っても問題ない場合は本人に任せてみてください。

接し方次第で変わる発達障害

「発達障害」という言葉の普及と同時に、発達障害についてできない部分のみが切り取られたマイナスなイメージを持っている方も増えてきました。

しかし、Apple社で有名なスティーブ・ジョブズがASDだったことはご存知ですか?

坂本龍馬や、電気を発明したエジソンはADHDだったと言われていますし、トム・クルーズは難読症というLDだと言われています。

何が言いたいのかというと、何かを大きなことを成し遂げた人に発達障害の人は意外に多いということです。

発達障害のマイナスな面は、裏を返せばものすごい長所になります。

例えば、ASDの特徴として、「人とのコミュニケーションが苦手で、こだわりが強い」ということが挙げられます。

しかしこれは、「自分の軸からブレない」「特定なことにはこだわり抜く」などと言い換られませんか?

ADHDも、注意散漫な反面、自分の好きなことには寝食を忘れて取り組むほどの過集中が見られます。

自分の得意分野を活かせる環境さえ整っていれば、ものすごいパワーを発揮します。そういう環境にいたから偉人たちも何かを成し遂げられたのかもしれませんね。

要は接し方次第、その人材の活かし方次第です。

発達障害の2次障害

2次障害というのは、発達障害の人が、うつ病や、適応障害などになってしまうことです。

自分の不得意なことを任されたり、できないことで怒られたりすると、自己肯定感がさがり、2次障害を招きかねません。

そのためにも、発達障害の人が活躍できる環境を整えることが大切です。

発達障害の人は小さな時から怒られたり、否定されている場合が多く、自信がなかったり、自分を責め、追い込んでしまう人が多いのです。

ASDの20~40%、ADHDの20~50%がうつ病にかかると言われています。2次障害でうつ病を患う人は決して少なくないということです。(参考:うつのトリセツ

発達障害の2次障害についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

これまで発達障害への対応について記事を書きました。

発達障害のいい特性を活かして才能を伸ばせるようにサポートしましょう!

まずは「そのまま受け入れる」という姿勢が何よりも大切です。

そして、子供の場合は、

  • 特性をプラスに捉えてみる
  • 否定するのではなくまず受け入れる
  • その子にあった方法を考える

大人に対しては

  • 発達障害の特性は特性として受け入れる
  • やりやすい環境、得意を伸ばせる環境を整える

が大切でした。

1人でも多くの発達障害の人が輝ける環境ができますように!!