こんにちは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます。本日は「本当に男の子子育ては大変なのか?」についてです。

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京本
突然だけど一姫二太郎って言葉知ってる?
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薄波
子どもは女の子1人と男の子2人が理想という意味だったような
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京本
そう理解している人もいるみたいだけど、本当の意味は、1人目が女の子、2人目が男の子の順で産むと育てやすいという意味だよ

この一姫二太郎の言葉があるように昔から女の子に比べると男の子の方が育てるのが大変というイメージがあります。

また、男の子の方が病気にかかりやすかったり、男女比が男性に偏っている障害もあるようです。

引用:広汎性発達障害の特徴

そんな男の子の子育ては大変というイメージから不安を感じているお母さんも多いと思います。本記事では男の子の特徴から育て方のポイントをまとめました。

本当に男の子の子育ての方が大変ななのか

本当に女の子より男の子の子育ての方が大変なのでしょうか。男の子と女の子それぞれの大変なところをまとめていきましょう。

男の子の子育てで大変だと感じるところ

お母さんたちが男の子の子育てが大変だと思う主な理由としては以下のようなものがあります。

  1. お母さんと性別が違うため何を考えているのか分からない
  2. 男の子はエネルギーが有り余っているため体力的についていけない
  3. 何度注意しても同じことを繰り返す

それぞれ詳細に見ていきましょう。

男の子が何を考えているのか分からない

お母さんは性別が違うことから男の子が何を考えているか分からないものです。

お母さんにとって女の子の行動はある程度予測できるのですが、男の子の行動については予測が難しいようです。

自分の好きなものや興味あるものを見つけると急に走り出したり、大人しく遊んでたと思えば急に大声出して叫んだり、なぜ、そんなことをするのか、って思った経験があるのではないでしょうか。

予測できない上に行動力があるため、目を離せず、疲れてしまうことから男の子の子育ては大変だと感じてしまいます。

男の子の余りあるエネルギー

とにかく体を動かしたいのが男の子です。公園なので走り回るのはもちろん、家の中でも飛んだり跳ねたり走り回ります。

遊んでいるときの男の子はまさに疲れ知らずで、親が言わないと休憩なしで動き続けます。

そんなエネルギーが有り余っている男の子を相手するのは体力面で負担に感じてしまいます。

また、兄弟喧嘩になると口より先に手が出てしまうことも多く、そこも悩みの種ではないでしょうか。

何度も同じことで注意する

男の子は注意されたり怒られたりしたことをすぐ忘れます。

そのため、何度も同じことを注意した経験があるのではないでしょうか。

毎日、同じことで注意しても全然直りません。なぜ、こんなに分かってくれないのか悩んでしまいます。

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京本
良くも悪くも元気いっぱいで単純な男の子。お母さんからするとまさに未知の存在ですね。

女の子の子育てで大変だと感じるところ

一方、女の子の子育てが大変だと思う主な理由としては以下のようなものがあります。少しその内容についても紹介します。

  1. 女の子は精神年齢が高く言語能力も高いため口答えが生意気
  2. 小グループの中で絆を深めていくため友達関係が複雑
  3. 言語による攻撃(悪口や陰口)が多い

口答えが生意気

女の子は男の子より成長が早いので、男の子より精神年齢が高い傾向にあります。

そして、男性より女性の方が言語能力が高いため、お母さんの痛いところをつくことあり、会話の中で生意気と感じることも多々あります。

友達関係が複雑

2,3人の少人数でグループを作ることが多く、いつも同じメンバーでいるため、仲がこじれてしまうとその子に会いたくないや幼稚園に行きたくないとなってしまいます。

悪口や陰口が多い

喧嘩の仕方もすぐ手が出る男の子違い、言語で攻撃することが多いのが女の子です。

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薄波
成長の早い女の子は落ち着きがある反面、メンタルを攻撃する傾向があるんですね。

男の子だろうが女の子だろうが子育てが大変なため、男の子だからと特別不安になることはありません。

男の子の特徴

それでは、男の子の特徴を見ていきましょう。

好きなものはトコトン好き

男の子は好きになったら、どこまでも好きです。そのため、大人顔負けの知識を持つこともあります。

その好きなものへのこだわりは凄まじいのに、好きなもの以外には興味すら示さないため、お母さん的には理解できないのではないでしょうか。

また、電車や車など乗り物が好きな子が多いですが、ぬいぐるみが好きな子もいたり、個人によります。

悪ふざけが止まらない

男の子は静かにして欲しい場面で急にふざけ出すことがあります。

男の子は環境の変化に敏感なところがあり、いつもと違う雰囲気を察知して、自分の知っている状況に戻そうと大きな声を出したりするのです。

予測不能!突然のダッシュ

前述した通り、好きなものへのこだわりや執着は凄いため、好きなものが目に入ったら、他のものが見えなくなります

そのため、男の子は好きなものが目に入ると急に走り出したりするのです。

ただ、好きなもの以外が見えていないため、他のものにぶつかり怪我に繋がることもあり、親としては怖いと感じるところです。

何度叱っても響いていない

男の子は直前の行動すら覚えていません。そのため、注意しても何に対して注意されたか分からず、何が悪いのか理解していません

また、お説教が長くなってしまうと、そもそも話を聞いていない場合もあります。

そのため、叱られた内容を理解していないため、同じことを繰り返して、同じことを注意されるのです。まさに無限ループです。

男の子の子育てのポイント

男の子の特徴から、どのように子育てをすれば良いのでしょうか。

思い切って男の子はこういうものだと割り切る

男の子の考えていることを全て理解することは困難です。思い切って「男の子はこういうものだ」と割り切ってしまうのも手です。

考えていることを理解できずとも、男の子の好きなものを受け入れてあげることが大切です。

男の子の好きを尊重してあげることで、自尊心も育ちます。

また、男の子は環境の変化に敏感なため、静かにして欲しい場面など環境が転換する前に説明しておくことが大切です。

一回の説明で理解できない場合は、気持ちの切り替えができるまで説明してあげてください。

エネルギーを発散させる

公園など外に出て有り余っているエネルギーを発散してもらいましょう。男同士、お父さんに任せしまうのも良いでしょう。

上手くエネルギーを発散させてあげれば、突然走り出すことも少なくなります。

ただ、エネルギーを使い果たすと突然動かなくなります。いわゆる電池切れと呼ばれる状態です。

叱る時は短くワンフレーズで

男の子に長いお説教しても無駄です。男の子はお説教している間に何を叱られているかを忘れてしまいます。

そのため、男の子を叱る時は短いフレーズで叱るのが有効です。

何を注意されたのかを一つ一つ丁寧に理解させながら叱っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。男の子の子育てのポイントをまとめます。

  • 思い切って男の子はこういうものだと割り切る
  • エネルギーを発散させる
  • 叱る時は短くワンフレーズで

男の子は素直で、その行動に悪気はありません。ちょっと元気が良すぎるだけです。まずはその子が何を好きなのものを理解して受け入れてあげてください。

男の子だからと言って特別子育てが大変というわけではありません。子育てが不安で大変なのです。

そのため、その子に合わせた子育てをすることが大切です。