こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「子育てに悩んでる人へ:年齢別子育て悩みと対処法」についてです。

子育てには悩みがつきものです。子どもが成長するにつれ、悩みも多様化していきます。

幼稚園生と中学生では悩みの種類も全く違うものになりなす。

子育て中の悩みは、どのようなものか?どのように対処したら良いのか?をご説明します。

世界中の子育て悩み

国によって環境や制度、文化や子育ての考え方が違います。

もしかすると日本だからこその悩みもあるのではないか?

いくつかの国の子育ての悩みについて調べてみました。

日本

  • 経済的な理由から子どもが貧困に陥っていることによる悩み
  • 子どもの健康管理が不十分であることによる悩み
  • 子どもの学力や学習意欲が低いことによる悩み
  • 平日の自由時間が少なく、子どものストレスや疲れが蓄積されることによる悩み
  • 休日の活動内容が限られており、子どもが十分に遊べないことによる悩み

参考:内閣府

アメリカ

  • 子供の教育や発達に関する不安
  • 家族や友人との関係の問題
  • 子育てと仕事のバランスの取り方に関する悩み
  • 子供の健康と医療に関する問題
  • 育児に関する知識や情報の不足感

参考:児童福祉情報

オーストラリア

  • 仕事と家庭のバランスを取ることが難しい
  • 子供の発達や教育に関する不安
  • 子育てのストレスや疲れ
  • 子供の健康や医療に関する問題
  • 子供の安全や行動に関する懸念

参考:国立子育てネットワーク

イギリス

  • ワークライフバランス
  • 保育費が高い
  • 「完璧な」親になるというプレッシャー
  • メンタルヘルスの闘い
  • 社会的孤立

参考:教育省

中国

  • 学業圧力
  • 親子関係
  • テクノロジーへの過度の依存
  • 都市化と家族構成の変化
  • 生活費と育児費

参考:中国児童青少年基金会

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宮本
これらの調査から分かるように、国や地域によって保護者が悩んでいることは異なりますが、子どもの健康管理や教育、安全、睡眠、食事などが一般的に挙げられる悩み事のようです。
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薄波
文化的背景や社会情勢などによって、悩み事の多い順や内容が少し異なるけれど、日本だけに限らず、どの国の子育てにおいてもいくつか共通の悩みはありますね。

日本で多い子育ての悩み

昔と今では子育てにおいて環境が大きく変わっています。

核家族化によって生まれた悩みも少なくありません。

また、子育ての常識もその年代によって大きく違うこともあります。

昔では推奨されていたことも、今ではNGとされることがあります。

ここ数年のお悩みを具体的にいくつかあげてみました

仕事と子育ての両立

今は共働き家庭がほとんどだと思います。

仕事の前後には家事、育児がたくさんあり時間との勝負という家庭も少なくありません。

子どもを優先してあげたい気持ちはもちろんありますが、なかなか上手くいかないこともあります。

ワンオペ育児

一人で育児することを「ワンオペ育児」と言うようですが、この言葉もここ数年では当たり前に使われるようになり、子育て世帯ではなくても知っている人がいるくらい広まっています。

大人との会話がないのはもちろんのこと、子どもの年齢によってはトイレ・お風呂・食事もままならない状態になってしまいます。

心身ともにくたくたになって助けを求めることすら出来なくなってしまう人もいます。

子どもの食事

だいたい皆さんこの壁にぶつかります。

一生懸命手間をかけて手作りしたからといって、必ずしも喜んで食べてくれるとは限りません。

小さいうちの離乳食から始まり、日々の食事、お弁当なども必要になることもあります。

好き嫌いがあったり、成長に合わせて栄養バランスを考えた食事に悩む人がほとんどです。

これでいいの?

正解のない育児

周りの家庭と、ご自身の家庭が同じではないですから簡単なことではありません。

誰に何をアドバイスされても最後はご自身で判断し、行動し、反応を受けるので、常に「これで良いのか?」と心配や不安が付きまといます。

年齢別の悩みと対処法

ここでは、年齢別に多いとされる子育ての悩みと、その対処法についてご紹介します。

これを見れば自分では思い付かなかった対処法や、新しい発見があるかもしれません。

ここでは具体的にどのような対処法があるのでしょうか?いくつかご紹介します。

0~2歳児の悩み

0歳から2歳の子どもは、成長がとても速い時期です。

言葉を話せないため、感情や欲求を表現する手段が限られています。

喜怒哀楽がはっきりと表れるため、感情表現が豊かです。

そんな0歳~2歳児の悩みはどんなことがあるでしょうか。

睡眠不足

赤ちゃんは生まれたばかりの頃から夜泣きが多く睡眠不足に陥りがちです。

また、日中のお世話や家事に追われているため、十分な睡眠時間を確保することが難しいこともあります。

対策案

安全な寝床環境を整え、寝かしつけのルーティンを作る
昼寝をコントロールする

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京本
よく育児書にはそう書いてありますが、一切の家事を放棄して一緒に寝てしまうのも1つの手です。
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薄波
眠れないのが一番しんどいですよね。心にも体にも睡眠が絶対に必要不可欠!!

授乳や離乳食の進め方に迷う

赤ちゃんが生まれたばかりの頃は授乳の仕方や回数、量について不安になることが多いです。

また、離乳食の進め方についても、初めての経験であるため、不安や迷いがあります。

対策案

適切な量やタイミングで授乳や離乳食を与える
子どもの反応を観察しながら調整する

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宮本
飲まない・食べないと気にしすぎないことも大事です。
心配な時は病院に行って相談してみましょう。

発達の遅れや健康の問題

幼児期には発達や健康に関する心配事が多くあります。

対策案

定期的な健診や医師の診断を受ける
子どもができることを褒め、肯定的な声かけ

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宮本
こんなことで病院に行っても大丈夫かな?と悩まず、心配事はすぐ相談したほうが悩みの解消も早いです。
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薄波
病院以外にも子育て支援センターなどに行って相談しても良いですね。

子育てと家事の両立の問題

子育てと家事の両立が大変なことがあります。

対策案

パートナーと協力してタスクを分担する
家事の優先順位を設定する

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宮本
子どもが小さいうちはスムーズにいかないものだと割り切ってしまうのがストレスにななりません。
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薄波
時にはプロにお任せしてお金で解決したというお話も聞きます。

3~6歳児の悩み

3歳から6歳までの子どもたちは、幼児期と呼ばれる成長段階にいます。

自分自身や周りの世界について学ぶために、たくさんのことに興味を持って遊んだりします。

食事の問題

幼児期の子どもたちは、新しい食べ物を試したがらなかったり、好みがあったりすることがよくあります。

栄養のバランスを意識して子どもたちが食べられるものを提供しようとするため、ストレスを感じることがあります。

対策案

子どもが好きな食べ物を取り入れる
食事の雰囲気を良くする
食事中に子どもとコミュニケーションをとる

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薄波
とはいえ、食べないこともあることも、遊んでしまうこともあります。
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宮本
そこを知ったうえで、無理に食べさせることに固執しないでおしまいにしたり、好きなものばかり食べていても、食べないよりはマシと諦める日もあって良いです。

トイレトレーニングの問題

トイレに行くことを拒否する場合があります。

うまく進められるよう、忍耐強く指導する必要があります。

対策案

トイレグッツを取り入れる
空間を楽しそうにする

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薄波
怒らずにトレーニングを進めることを推奨されているので、本当に苦行のように感じますよね。
そのうちオムツが外れたらいいな~くらいの気持ちと、必要に応じてトレーニング延期もアリです。
必ずいつかは外れるから大丈夫」この言葉に私は救われました。

7~12歳児の悩み

7歳から12歳までの子どもは、学校に行って勉強することが一般的になります。

知的好奇心が旺盛で、新しく学ぶことに興味を持ちます。

身体的にも成長しており、スポーツや運動に熱心に取り組み、社会的なスキルの発達に重点を置く時期でもあります。

友情を深め、グループで活動することを楽しんで、ルールや規律を学び、自分や他人に対する責任を理解しています。

感情的な面では、7歳から12歳までの子どもは感受性が豊かで、自己認識や自己肯定感を構築する時期でもあります。

自分の感情を表現する方法を学び、不安やストレスをうまくコントロールする方法を少しずつ見つけていく必要があります。

総合的に見ると、7歳から12歳までの子どもは、知的、身体的、社会的、感情的な成長のために多くのサポートが必要です。

子どもが健康的に育つためには、愛情、注意、そして教育的な環境が重要です。

学校の問題

小学校に進学すると勉強の内容が増え、宿題やテストが多くなります。

また、学校生活でのトラブルやいじめなども起こり得ます。

学校でうまくやっていけるよう、学校生活に関心を持ち、支援する必要があります。

対策案

子どもが興味を持てる教材や方法を見つける
自分で勉強する習慣を身につけるように促す
学校とのコミュニケーションをとる
子どもが自身で解決できるように、共感しサポートする

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薄波
様々な問題が生まれてきますが、自宅は安全基地で親は味方である環境が好ましいと理解はしていても叱ってしまう場面もあります。
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宮本
そんな時「さっきは怒っちゃってごめんね」と言えるような関係がベストです。

スクリーンタイムの問題

今の子どもたちは、スマートフォンやタブレット、テレビやゲームなどのスクリーンを見る時間が増えています。

これが、健康や睡眠に悪影響を与えることがあります。

親は、子どもたちが適切なスクリーンタイムを守るように指導する必要があります。

対策案

ルールを決めてネットの使用時間を制限する
代替策としてスポーツや趣味を紹介する
家族でコミュニケーションをとる時間を増やす

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薄波
意外にヒマだから…という理由でスクリーンを見ていることもあります。
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宮本
お手伝いをお願いしたり、一緒に散歩するなどコミュニケーションを取り、役割を与えることによって家族の一員として責任を持てたりします。
7〜12歳の子どもたちは、自立心を育てる時期でもあります

親が過保護になったり、子どもたちの代わりに何でもやってしまうと、子どもたちは自分で物事を解決する力を身につけることができなくなってしまいます。
親は、子どもたちに適度な自立心を育てるように支援する必要があります。

まとめ

子育ては、どの年齢でも悩みがつきものですが、子どもの成長に合わせて対処法を見極めることで子育ての悩み解決や軽減のきっかけになります。

性別や子どもの性格によっても違うので、必ずしも当てはまる解決方法ではなかったり、完全に悩みを解消することは難しいですが、少しでも負担が軽くなるきっかけになると嬉しいです。