こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害を認めない親は迷惑?」についてです。
発達障害を認めない親ってどのような親なのでしょうか?周りの人からみたら、迷惑な親なのでしょうか?あの親は我が子の事なのにわかっていないと思われているのでしょうか?
ここでは、我が子が発達障害かもしれないと周りから疑われているけど、家ではそうは感じない。でも、周りからの圧が強くて戸惑っているという方に、発達障害という言葉の捉え方をご説明させていただきます。
発達障害と言われて、どうしていけばいいのかがわかれば、これから我が子はもちろん、周りの方々との付き合い方が変わっていくことでしょう。
目次
発達障害を認めない親は我が子に迷惑。
発達障害を認めないと困るのは目の前にいる我が子です。圧をかけてくる周りの人達ではありません。
もしかしたら、幼稚園や保育園の先生、お友達のお母さん方々の中に迷惑と感じている人はいるかもしれません。でもそれは、話を受け止めてもらえない事に困っているのです。
周りの人たちが生きていくうえで困るわけではない。そして、その人たちは人生の中でごくごく一部の期間しか関わらない人達という事を覚えておいてください。
これから自分の人生として一生歩いていく子が、適切な対応を子どもの時にとってもらえなかったら、その子自身が、一生困る事になるのです。ここが重要です。
先生の言葉を受け止められないのは普通
幼稚園や保育園の先生に
「園でお友達とのトラブルが多いです」「集団行動についていけません」「一度、発達障害の専門機関に見てもらいませんか?」
と我が子について話しをされたら、すんなり気持ちを受け入れれる保護者はいないです。
家で何も感じていなければ、なおさら受け入れるのは難しいです。
そして、そのような事を言われたら我が子の事や自分自身の子育てを間違っていたと否定されたと感じる方も少なくはありません。
でも、落ち込まないでください。その感情が生まれる事は普通です。おかしいことではありませんので、その感じたままの気持ちも大切にしてあげてください。
今まで、一生懸命、子育てをしてきたから、我が子を大事に思っているからこそ、すんなり受け止める事ができないのです。自信をもってください。
先生は子どもの未来を一番に考えてくれている
ここで考えてほしいのは、先生達は誰のために、このようなことを言ってきたのかです。
そう、誰も保護者の方を責めたくて言っているわけではありません。園児たちに今よりもより良い環境が用意できるかもしれない、今よりも良い支援を受けたほうが、その子にとって明るい未来があるかもしれない。
そんな願いをこめて、たくさん悩んで勇気をだして、伝えてくれたのがその一言なのです。
保育園の先生の目線でみるからこそ、見えてくるものがあります。くわしくまとめた記事がありますので、こちらもご一緒にご覧ください。
保護者と先生は対立する立場ではない
ここまで読んでいただいたらわかるように、保護者も先生も子ども達の事を大事に思っているからこその感情、行動なのです。
先ほど、お母さんやお父さんの気持ちを大事にしてくださいと述べましたが、その気持ちを先生に押し付けてくださいという意味ではありません。
集団行動では家庭とは違う姿がある
家庭でみる子どもの姿と集団行動の中でみる子どもの姿は違って当たり前なのです。しかし、保護者は集団での我が子を見る機会が少ないのが現状です。
だからこそ、集団生活で一緒に過ごしている先生の意見も耳を傾ける必要があります。両方の意見を交換し合っていくことが子どもの未来につながっていきます。
子どもは環境を自分で選択ができない
0歳の子どもが「私、園庭の広い保育園に通いたいな」「給食が美味しい保育園に通いたいな」と自分で保育園を選ぶことができるでしょうか?答えはNOです。
子どもも、ひとりの人間です。できることなら、子どもの気持ちを尊重してあげたいです。でも、当たり前の事ですが、年齢が低ければ低い子ほど、自分で選択することができません。
個々にあった環境を整えるのは大人の仕事
1日の大半を過ごす場所の環境は子どもにとってとても大事です。
その環境を用意できるのは、その子の親しかいないのです。先生が用意できる環境には限界があります。だからこそ、先生は親にメッセージを送ってくれるのです。
環境は個々に合わせて用意する
環境を用意するといっても何をどうすれば良いのか、わからないという親は多いと思います。では、どのような環境を用意していけば良いのでしょうか。
子どもが何に困っているか見極めていくことで用意する環境はわかってきます。
ここは専門家の先生に頼っていくことが一番良いでしょう。療育についてくわしくまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください。
まとめ
発達障害の子が子どもの時に適切な対応がとられず、将来、就職先や友人との関係で困るのは子ども本人です。
悪気がなく、人を傷つけてしまい人間関係がうまくいかなくなったり、集中できなかったりと症状は様々ですが、生きづらさを感じて二次障害として、精神病になる事もあります。
しかし、発達障害は適切な対応をとれば、普通に生きていく事ができるようになります。
- 適切な対応を取られなかったら、子ども自身が困る
- 先生と保護者は対立する立場ではない
- 集団行動と家庭では子どもの姿が違う可能性あり
- 子どもの環境を作れるのは親しかいない
- 発達障害は個々に合わせた発達支援が必要
以上の事を意識して、子どもが将来、困らないためにも、周りの言葉に少し耳を傾けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。