こんにちは!こんばんは!今回もとっても役立つ発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!
本日は「発達障害の物忘れ」についてです。
発達障害の子供の中には、物忘れが多い子がいます。例えば、「置いた場所を忘れる」、「約束した時間を忘れる」、「約束したこと自体を忘れる」など、心当たりはありませんか。
それらの特徴を踏まえて「物忘れ防止の5つの対策」を紹介しますね!
目次
発達障害の物忘れ4つの特徴
一つの事に夢中になって忘れる
発達障害は一つのことに対して強いこだわりを持つという特徴があります。
いったん夢中になると、周りが見えなくなってしまうことがあり、そのために忘れてしまうのです。
興味を持てないため忘れる
先ほど説明したこだわりのあることに対しては、驚異的な記憶力を発揮する子がいます。
一方で、興味を持てないことについては、覚えておく必要があっても忘れてしまいます。
口頭で説明されると忘れる
言葉だけの説明は理解しづらい、という子がいます。
耳からの情報だけでは理解できず、記憶があいまいになってしまい、忘れてしまうのです。
注意が別のことに向いて忘れる
不注意傾向や衝動性が強い場合には、注意の対象が別なことに向きやすい特徴があります。
ひとたび注意が別のことに向いてしまうと忘れてしまうのです。
よかったら、ご覧ください。
発達障害の物忘れ防止5つの対策
持ちものを置く場所を決めておく
あらかじめ決めた場所に持ち物を置いておくことで、どこに置いたかを忘れることが出来ます。例えば、家のカギは玄関のくつ棚の上に置いておく、生徒手帳はカバンのチャックの中に入れると決める、などです。
置く場所が決まっていれば、どこに置いたかを忘れることは無いですよね。探す時間や手間も省けます。
玄関に置くアクセサリートレーには、置いたものが目立つシンプルなものがおすすめです。
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天然貝の上品な光沢が魅力的なマルチトレイ。天然素材を用いて職人さんがひとつひとつ愛情をこめて製作しています。 - 価格
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キラキラしていてとても綺麗です。軽いので使いやすいです。
持ちものの準備は、出かける前日にすませておく
出かける準備を前の日にすませておくことで、事前に確認が出来るので忘れ防止になります。
次の朝にもう一度確認することも出来るので、ダブルチェックにもなります。ご家族で一緒に確認するのも良いでしょう。
メモをとる
大切なことは必ずメモするようにしましょう。
記憶することが不要になるので、やる事を忘れないようにすることが出来ます。メモを確認する習慣をつけるとさらに効果的です。
メモ帳は下記のように、やる事をリストに出来るものがおすすめです。終わったものにチェックを入れることが出来るので、やり忘れが防止出来ます。
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手帳と一緒に持ち歩けるスリムサイズのToDoメモ帳です。紺とオレンジの2色から選べます。 - 価格
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色んなTODOメモを買いましたが、これが一番よかったです。大きすぎる(A6スリム版)という人もいると思いますが、シンプルで項目がたくさんあって書きやすく読みやすい、私にとってはベストでした。たくさん枚数があるので数日の間にやっておかなくてはならないこと、やりたいことを上下に分けて書き込み、頻繁に更新しています。前回買って良かったので、オレンジと紺色、早速買い足しました。
アラームを活用する
スケジュールをスマートフォンのカレンダーに登録したりアラームをセットすることで、リマインダーとして活用出来ます。
たとえ予定を忘れてしまっていても、アラームが鳴ればすぐに思い出すことが出来ます。スケジュールや時間を忘れてしまっても良い工夫の一つです。
スマートフォンのカレンダーも良いですが、リマインダーアプリを使用するのもおすすめです。
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いくつものリマインダーを設定できるから忘れっぽい人におすすめ。シンプルで見やすい!インターネットの接続不要で使い心地も抜群 - 価格
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ちょっとした事でも忘れたくないリマインドにうってつけです。「帰ったら鶏肉を冷凍庫から冷蔵庫に移動させる」とか「郵便局へ寄る」とか。毎日欠かせません。
今できることはすぐやる
あとでやろうと思っていると忘れてしまうことがあります。今できることは後回しにしないですぐやるようにしましょう。
特に不注意傾向や衝動性が強い子供は、注意がすぐに他のことに行ってしまうので、必要なことはすぐやる習慣は重要です。
本人の自主性を大切にする
物忘れを責めたり、忘れないようにしつこく注意をしていると、子供が自分自身を責めてしまうことがあります。自尊心を傷つけてしまうのです。
今回紹介した物忘れ対策は、決して強要するものではありません。本人の自主性を大切にしてあげてください。
毎日取り組めていることや、実際に忘れなかった時はきちんとほめてあげることで、みずから率先して出来るようになっていきます。
本人もほめられたことに対しては自信を持てます。失敗をしかるのではなく、成功を思いっきりほめてあげましょう。それがお子さんの成長に繋がります。
まとめ
今回は、「発達障害の物忘れの4つの特徴」と「物忘れの5つの対策」についてご紹介しました。お子さんの自主性を大切にしながら、今回ご紹介した5つの対策に取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。