こんにちは!こんばんは!
今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は発達障害個別指導塾についてです。
発達障害があることで、学校の勉強について様々なお悩みをお持ちの保護者様はたくさんおられると思います。
せめて生活に必要な最低限の勉強はできるようになってほしいと願い、学校ではフォローしきれない部分を塾で補いたいと考えておられる方、地元の学校に通わせる不安から、受験をさせたいと考えておられる方もいらっしゃるでしょう。
では、発達障害の子はどのように塾選びをすればいいのか、そしてどのような塾があるのでしょうか。
今後塾を検討するうえで参考になればと思います!!
目次
発達障害の子のための個別指導塾3選
本人の努力や頑張りだけでは、なかなか成果がでないのが発達障害の特徴です。勉強でも得意不得意がはっきりしているので、教科によっては極端に出来ないことで苦手意識を持ってしまいがちです。
出来ることなら苦手意識を取り除き、得意なことを伸ばしながら楽しく勉強してほしいですよね。
ここではたくさんある学習塾の中から、特に発達障害の子にとって受講しやすい個別指導塾を三つ厳選してみました。
それぞれの子の特性や将来、家庭の事情を含め厳選した三選になります。
学校の勉強だけでなく受験も視野に入れたい!!
お住まいの地域の公立の学校に進学させる不安、個性を伸ばしてくれる私立に行かせたいなど、学校の勉強だけではない勉強を期待される方に向いた塾です。
個別指導のコーチング1/発達障害・グレーゾーン専門の進学塾
こちらは開校12年の実績を持つ個別指導塾になります。
・学習指導だけでなく、中学受験、高校受験にも対応した指導内容
・「発達障害コーチング」が特徴
・すべてのサービスがオンラインで受講可能となっているので、近くに校舎がなくても受講できる
・様々な発達障害支援がある
「発達障害コーチング」とは、自立と目標達成を促すコーチングのノウハウを応用し、進学を前提としており、発達障害によって進路や目標を諦めることなく、達成するという指導内容になっています。
入学金:17,000円 (税込18,700円)
月謝 :18,800円~ (税込20,680円~)
個別指導…60分/週1回~
SST(ソーシャルスキルトレーニング)…45分/週1回~
個別指導だけでなく、発達障害支援として家庭教師、ペアレントトレーニング、プログラミングの受講や不登校コーチングなども実施しています。
引用:個別指導のコーチング1|発達障害・グレーゾーン専門の進学塾 (juku-coaching01.com)
教室の雰囲気を知るには以下の動画をご覧になってみてください。発達障害のある子に刺激が少ないよう、すっきりとした教室づくりになっています。
発達障害への理解と必要な知識を身につけさせたい!!
発達障害の特性を成長とともに、社会になじめるよう、親と一緒に二人三脚で指導してくれる塾です。
何をして何から始めていいかわからない、そして金銭面に余裕のある方に向いている塾です。
LITALICOジュニア
・学習塾と療育を合わせた特徴を持つ
・中学入試や高校入試には適してない。
・それぞれの特性や理解度、成長に応じた指導を丁寧に行ってくれる内容
・発達障害支援の専門家による専門性の高いプログラム
・指導員の育成研修を行い、指導員自身の専門性を高める体制をとる
・自社開発のアセスメントツールや教材など1万点以上
さまざまなプログラムが準備されており、小学校準備から、不登校、おはなし練習などのプログラム、また季節ごとの長期休みのプログラムでは、入塾前であっても参加可能なので、迷っておられるなら一度体験してみてもいいかもしれません。随時、体験授業も行っています。
親への支援も厚く、先生と一緒に子供を育てていく環境になっています。
口コミをみても、良い先生が多く、子育てに悩む保護者に寄り添ってくれるといった回答が多かったです。
しかし、これだけ専門性が高く手厚い環境なので料金は他と比べると高めになっています。通常の塾と比べると倍近い料金になります。
小学校低学年・高学年・中高生
入塾金:15,000円 (税込16,500回)
授業料(月4回~):20,000円/回 (税込22,000円/回)
教室運営費:3,500円~/月 (税込3,850円~/月)
他にもさまざまなプログラムがあるため、それによって料金は変わりますので、詳しくはLITALICOジュニアホームページをご確認ください。
引用:LITALICOジュニア(りたりこジュニア)|発達障害や学習障害の子供への教育・支援
少しでもリーズナブルに抑えたい!!
個別指導でありながら、非常にリーズナブルで個々に合わせた指導をしてくれます。学校の成績を伸ばすことに重点を置いています。
個別指導Wam
・地元密着型の個別指導塾なのが特徴
・近隣校の最新情報をキャッチし、学校に合わせた指導
・一人ひとりに完全オーダーメイドのカリキュラムを作ってくれる
・学習履歴をデータベース化し、AIによって根本的な躓きをみつけられる
・料金が非常に良心的で様々なキャンペーンを行っている
学習履歴をデータベース化することで何学年でも遡って、わからなくなった原因から指導してくれるので成績アップには効果的です。
また、発達障害のある子への理解を深めるため専門的な後援会へ参加するなど、一人ひとりに真摯に向き合ってくれると評判です。
公式ブログがあり、各校舎の先生方が発信しておられます。
どのような考えを持って指導に当たり、取り組んでいるのかが見えるので、校舎の雰囲気や先生の人柄もつかみやすいと思います。
これまでのお得なキャンペーンを調べてみました。
≪スタートキャンペーン≫
1か月分(2か月分の時も有り)授業料無料×プラス20点の成績保障
→達成できなければ3か月の授業料が無料!!
≪兄弟姉妹キャンペー≫
→詳細は公式ホームページにはないが、問い合わせくださいとのこと。
≪入会金0円キャンペーン≫
→現在はオンライン家庭教師の場合無料
≪乗り換えキャンペーン≫
他塾からの乗り換えで授業料2か月無料
→現在公式ホームページにはないので季節的なキャンペーン。
≪ご紹介キャンペーン≫
塾生からの紹介で入塾の場合、授業料2か月無料。プラス、2,000円のクオカードをプレゼント。紹介した方も、20,000円分の授業料が無料。
→季節的なキャンペーン
うまくキャンペーンを利用すれば、非常にお得に入会できます。
新学期や夏休み、冬休みがねらい目なので1週間ほど前から公式サイトをチェックしてみてください。
入学金:0~円
月謝:40分コース/90分コース(月4回、すべて税込み、教材費含まず)
小学1~3年・・・4900円~ / 9800円~
小学4~6年・・・6400円~ / 12800円~
中学1~2年・・・7600円~ / 15200円~
中学3年 ・・・8400円~ / 16800円~
高校1年 ・・・9200円~ / 18400円~
高校2年 ・・・9600円~ / 19200円~
高校3年 ・・・10400円~ / 20800円~
なぜ発達障害の子に特化した個別指導塾なのか
発達障害のある子は、自分ではちゃんとやっているし頑張っているのに、なかなか周りに認めてもらえないことが多く、自己肯定感が低くなってしまうことがあります。
特に学校という教育の場では、集団行動が基本となっており、そこになじめないとどうしても浮いた存在になってしまうのです。
発達障害の特徴
- ASDー自閉スペクトラム症・・・対人関係が苦手でこだわりが強い
- ADHDー注意欠陥多動症・・・注意を持続できない、じっとしていられない
- LDー学習障害・・・読む、書く、計算するなどが苦手
これらを主とする発達障害は、脳機能の一部が上手く働かないことで生じる障害だと考えられています。
法律の整備
2016年4月に障害者差別解消法が施行されたことで、発達障害のある子たちに対して、学校側が「合理的配慮」をすることが義務づけられました。
また、2016年6月には発達障害者支援法が改正され、これまでは任意だった「個別指導計画」の作成の推進が盛り込まれました。これによって、現在では通級や特別支援学級に通う全ての子どもについて作成が義務化されています。
しかし現場では、適切な支援を受けることが出来ず、不登校に陥いる子どもがいます。まだまだ全体に必要な「配慮」が行き渡っているとはいえません。
そこで、足りない配慮を補うように出てきたのが発達障害の子に特化した個別指導塾なのです。
個々への教育に「個別指導計画」が必要だということは、塾においても個別指導であることが合理的であるといえます。
学校教育と塾の違い
・学校教育
授業は全ての学校で同じ内容、生徒は皆平等に一律の内容を教わります。
・塾
生徒の学力や理解度に応じて、個々に合った指導をしてもらえます。
学校教育
日本の学校の授業は、国が定める「学習指導要領」に基づいて、みんなが同じ内容の授業を一律にそして平等に学ぶことが出来るようになっています。
そのため、学力に秀でた子や勉強についていけない子に対して、個別の指導を行うのが難しいといった欠点があります。
また、主要5教科以外に副教科(音楽・体育・家庭科・美術)という教養を養うための授業もあります。
こういった基礎学力や教養を養うこと、また行事を通して集団性や協調性、コミュニケーション力をつけることで社会性を養うことを目的としたのが学校教育です。
一方、塾は個別指導塾や集団指導塾など様々な授業形式があり、教科書やテキスト、授業内容がそれぞれの塾によって異なっており、受験指導という点に特化しているのが特徴です。
しかし、最近では受験のテクニックを教えるだけでなく、一人ひとりの学力やペースに合わせる指導に特化した塾があります。
個々に合った塾選びをしよう
せっかく通い始めた塾が本人に合わなければ、時間もお金も無駄になってしまいます。特に発達障害という特性を持った子には、その特性に合わせて塾を考えてあげなければなりません。
塾に行くことが苦痛になると、ますます勉強が嫌いになってしまい、苦痛を感じることで、二次障害を引き起こすきっかけにもなってしまうのです。
塾の種類や特徴
塾と一口に言っても様々な形態がありますので、少し詳しくそれぞれの塾の特徴をまず見てみましょう。
集合指導型
- 特徴
・年間を通してカリキュラムが決まっている
・一人の講師に対して10~30人の生徒
・講師は社会人が多い
・授業料は比較的安価 - メリット
・同じ目的をもった生徒が集まるので刺激がある
・情報交換が豊富にできる
・学校とは違った友達ができる - デメリット
・カリキュラムが決まっているのでついていけないこともある
・時間も決まっているので自分のペースでできない
・通塾なので距離によっては送迎も必要
個別指導型
- 特徴
・生徒一人ひとりに合ったカリキュラムが組める
・一人の講師に対して1~2人の生徒
・講師は大学生などアルバイトが多い
・授業料は比較的高価 - メリット
・自分のペースでできる
・その場で質問がしやすい - デメリット
・仲間と切磋琢磨することは難しい
・競争心がうまれにくいので、意欲的に取り組むには講師の指導力が必要
・費用が高め
映像指導・eラーニング型
- 特徴
・録画された映像授業やオンラインによる授業を受けるタイプの塾です。コロナ過において、特に需要が高まった授業形態です。 - メリット
・受講時間の融通が利く
・授業のスピードやリピートが自由に調整できる - デメリット
・自己管理が必要
・受講のための設備が必要
自立・通信学習型
- 特徴
・教室型はプリントや問題集、映像教材(パソコンやタブレット)等を使用して自分で問題を解き、わからないところを講師に質問するパターンと、完全自宅で親の補助や回答をみて自力で理解していくパターンがあります。 - メリット
・受講時間の融通が利く
・自分のペースで出来る
・料金が比較的安価 - デメリット
・自宅型だとわからないところをそのままにしてしまう可能性がある
・自己管理や親の補助が必要
・パソコンやタブレットなどの導入教材にお金がかかる
大手塾なのか個人塾なのか。また、小中学生対象の塾なのか予備校なのかによっても受講人数や受講料に違いが出てきます。
子どもにとって最適な選択を
このように塾の種類、形態だけでも選択肢は幅広くあり、生徒にとって最適な環境を選ぶことが出来るようになっています。
定型発達の子であれば、子の性格や生活環境を考えて、上記した塾から多様に選ぶことが可能ですが、発達障害を抱える子供にとっては、少し選択肢の幅が狭まります。
「個別の指導計画」のようなものが必要だと考えると、集団指導塾では効果的な授業を望むのはなかなか難しいでしょう。
こだわりが強い、注意が持続できない、優先順位がわからない子に、自立型等の自己管理を必要とする授業形態もあまり向いていないことがわかります。
ただし親が管理して、手助けをしてあげれる環境なら、自立型等も選択肢に入ると思います。
先生という存在に教育を任せるのであれば、個別指導塾がおすすめです。先にも少しお話しましたが、最近では発達障害に特化した個別指導塾があります。
発達指導の子に適した内容がしっかり研究され、発達障害専門の先生が在籍していることも大変魅力的です。
通常の個別指導でも、個別にその子に合った授業計画を経ててもらうことは出来ますが、発達障害を持つ子どもへの対応、専門的な指導の仕方までは行き渡っていないこともありますので、相談は入塾前に必ずなさってくださいね。
お子さんの特性によってはタブレット学習が向いてる場合もありますので詳しくは下記の記事をご覧ください。
まとめ
発達障害の子に対応したおすすめの塾はこの三選!
・個別指導のコーチング1
・LITALICOジュニア
・個別指導Wam
お住まいの地域に上記の個別指導塾がない場合もあると思います。
しかし、コロナの影響もあり、どの塾もオンライン授業を実施しており、場合によってはオンライン講座を受講できるかもしれませんので一度問い合わせることをおすすめします。
また、先にあげた個別指導Wamのように、地域密着型の個別指導塾ですと手厚いフォローを受けることができる場合もあります。
近隣の塾で入塾を検討の際には、お子様の特性を伝え、より良い指導が受けれるか判断してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様にとってより良い明日になりますように!!