こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害を育てるストレスとは?」についてです。

日々子育てに奮闘する親御さんは子どもが親の思う通りにはなかなか動いてくれませんよね。そんな時にストレスがかかります。

特に発達障害児をもつ親御さんがかかるストレスは一般の家庭よりも大きいという事実があります。

どうして発達障害児をもつ親のストレスは一般の家庭よりも大きくなってしまうのでしょうか?

そしてそのかかるストレスをどうやって解消すればよいのか。

発達障害児の子育てのコツと、かかるストレス対処法を紹介します。

なぜ発達障害児の親のストレスは健常児と比べて高いのか

発達障害児を持つ親のストレスは健常児と比べて大きいという話をよく聞きます。どんなストレスを抱えているのか。また発達障害児はどのような行動をするのか。解説していきたいと思います。

多動で動きが激しい必要以上に動き回る

動きの激しい子供をもつ親は基本的には子供から一瞬でも目が離せません。

例えば公園で遊んでいるときなど、公園から急に車道に飛び出したり、レストランや図書館などに行けば走り回ってしまったりなどです。

また家の中だと言っても気を抜くことができなかったりなど必要以上に親にストレスがかかってしまいます

その都度その都度注意しても多動の子供はそれを聞かず、むしろ無意識に体を動かしてしまう、じっとしていられないなど必要以上に神経を使うので親はストレスがかかってしまいます。

なので親は安全で広いところで遊ばせる、公共の場に行くときはあらかじめしてはいけないことを聞かせる、家の中では子供の手の届く範囲には危険なものを置かないなどといった子供と安全に過ごせる環境作りが必要になります。

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京本
事前に注意を言ってもその場で聞いてくれない大変さが

多動性障害ADHDをもっとよく知りたい方は下記リンクの記事にもっと詳しく書いてます。是非こちらの記事も読んでみてください

癇癪を起しやすい

感情の起伏が激しいのが子供の特徴でもあったりしますが、その頻度が多かったり、その都度癇癪起こしてそれが収まらなかったりすると、やはり親はストレスを感じてしまいます。

泣きわめく子供を慰めたり、怒り狂う子供をなだめたり、またときに厳しく叱ったりといろいろ対策をうつ必要があるので健常児と比べてどっとつかれてしまいます。

とくに公共の場で癇癪が起きてしまうと周りの目もあるためこれは余計に神経を使うことになりとてもストレスを感じます。

癇癪を起してしまったら焦らずに見守りましょう。また時には無視することも大切です。

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京本
一見酷に見えますが躾のためには必要なことなんです・・・。

癇癪を起すたびに相手をすると子供も癇癪を起せば要求が通ると学習してしまうこともあります。

癇癪についてもっとよく知りたい方は下記リンクの記事にもっと詳しく書いてます。是非こちらの記事も読んでみてください

こだわりが強い

子供が一つのことや作業にこだわってなかなか次に進まないペースが乱れるというのは親にとってストレスになることが多いようです。


例えば出かける際に支度をしていざ出発!というときにお気に入りのおもちゃが見つからないといって延々と探し回ったりなど。そんなことがあるとイライラしてしまいますよね。


またイレギュラーなことが苦手というのも発達障害特有で、急な変更に気持ちを切り替えられずにイヤイヤ状態に入ってしまったり、


変更前の当初の予定を主張し続けたりとこれらは親がストレスを感じる原因となっていることが多いようです。

こだわりが強いことは決して悪いことではないにせよ強い辛抱が必要になります。


発達障害のこだわりが強いをもっとよく知りたい方は下記リンクの記事にもっと詳しく書いてます。是非こちらの記事も読んでみてください

ストレスがたまるとどうなる?

このように発達障害の子育ては親へかかるストレスが大きいことが分かってもらえたと思います。

適度にストレス発散できればよいのでしょうが、それができずに毎日のイライラやストレスがたまり続けてしまうと、心身への負担がかかってしまいますよね。

実際にそうした場合どのような症状が出てくるのでしょうか

精神面での不調

ストレスを感じた時に、「ではどうするか!」よりも先にイライラが走ってしまいつい衝動的な行動や言動に走ってしまうことや、その後に気分が沈んで元気がなくなったりなど、不安を感じたり、ときに他者への興味や関心がなくなってしまううつ状態になってしまったりします。

うつ症状やうつ病を発症してしまうと日常生活にも影響が出るので本人にとっても一大事ですよね

身体面での不調

ストレスは精神だけではなく身体面にも影響を及ぼすことがあります。
人にもよりますが、片頭痛、肩こり・腰の痛み、動悸、腹痛や下痢になったりと様々な症状を引き起こすことがあります。

そのためストレスを抱えたまま放置することは危険です。

ストレスをためないようにするには

ストレスを感じてしまうことは日々誰にでもあることです。なのでストレスを感じでしまうこと自体は避けることができません。

しかしストレスをため込むことは心身にとって良くないことです。なのでストレスを適度に発散させることが重要になります。

適度な運動をする


身体を動かすことは最高のストレス発散になります。日々の家事でも身体を動かしますが、それとは別にストレッチや軽いジョギングなどが効果的です。
お子さんと一緒に公園に行ったとき一緒になって走り回ったりするのもいいかもしれません。

笑ったり泣いたり、感情を表現する


人は笑うだけでも健康にいいといわれ、免疫力がアップし緊張がほぐれると言われています。
親子で一緒に何か面白い動画でも見て大笑いしたりするのもいいかもしれません。
また反対に泣くこともストレス解消に効果的といわれています。涙を流すことでストレス発散、リラックスにつながるといわれています。

まとめ


いかがでしたでしょうか。
発達障害児を育てる親のストレスとその対処法について解説しました。

ストレスは付き物。では発散をするためにはどうするか。

  • 適度な運動をする
  • 泣いたり笑ったり感情表現をする
  • 時に無視をすることも大切

悩んでいるのは自分だけではありません。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。