こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「子育て中の夫婦喧嘩」についてです。
子育てが始まり幸せだと感じる反面、多くの方が夫婦喧嘩が増えたと感じています。
そして、夫婦喧嘩は子供の成長にも大きな影響を与えてしまっているのです。
それはなぜなのでしょうか。仲の良さを取り戻したい・子供には伸び伸びと育ってほしいと夫婦それぞれが思っているはずです。
・喧嘩の原因を知りたい方
・喧嘩を減らしたいと思っている方
・子供の将来への影響をなくし、改善したい方
ぜひ参考にしてみてください!
目次
子育て中の夫婦喧嘩はコミュニケーション不足が原因!?
喧嘩の原因には、出産前には感じなかった些細なことでイライラしてしまったり、それぞれの子供に対する向き合い方が違ったりとさまざまです。
しかし、その原因としてそれぞれの気持ちを伝えないことから生まれるコミュニケーション不足が共通しています。
ではどんなことからコミュニケーション不足になってしまっているのか考えていきましょう!
子育ての大変さを共有できていない
あなたは、家事以外にも育児をする中で何が大変なのか、何がつらいのかを共有できていますか?
しっかり伝えることで見えていない部分が見えてきます。実際にある悩みや喧嘩の原因をみていきましょう。
ワンオペ育児になっている
子育ては二人三脚です。
パートナーから「これ手伝って」と言われることはありませんか?
二人三脚のはずが、どちらかが率先して動くことで「手伝って」という言葉が出てしまいます。
そんな時は、自分ができていないことを認め、少しでも先に動けるとパートナーも安心して頼ることができます。
家にいるだけだと思われている
慣れない子育てと家事をこなすのはとても大変です。
そうすると家事に手が付かなくなってしまったり、全く休めない状態で家事と育児をこなしているパートナーに対し、「1日家にいるのになんでこれ終わってないの?」や、「赤ちゃんと一緒に家にいるだけで楽だよね。」と言ってしまっていませんか?
1日家にいるからと言って、何もせずにいるわけではありません。
思いやりがなくなっている
それぞれが毎日を忙しく過ごしていると、心に余裕がなくなってしまいますよね。
あなたは最近いつパートナーに、「ありがとう」と伝えましたか?
すぐに思いつかない方は心に余裕がなくなっているかもしれません。お互いへの感謝や、いつも頑張ってくれていることに目を向け、寄り添ってみてください。
夫婦それぞれにある原因
一方的に相手が悪いとお互いが思っているかもしれません。
しかし、それぞれの思いを知ることで少しでも相手を思いやれるようになるはずです。
妻側が原因の場合
まずはママが喧嘩の原因となっている場合についてです。
なぜパパに対して育児や家事に協力的ではないと感じてしまうのかをまとめた記事があるので、そちらも参考にしてみてください。
周囲の家庭と比べてしまう
周囲のパパの良いところばかりを、自分の家庭と比べ、夫に伝えてしまっていませんか?
外の家庭が素敵に見えるのは当たり前で、どこの家庭でも夫婦それぞれの愚痴は存在します。
理想はあくまでも理想であることを忘れずに、自分の選んだパートナーの素敵なところにも目を向けてみましょう。
家事について口を出してしまう
普段家事をこなしているママにとって、パパの家事の手伝いは自分とやり方が違ったり、気になることが見えてきたりしますよね。
そんな時に、「それだと○○だから違う。」や、「もっとこうして」と言ってしまっていませんか?
せっかくママのことを思って動いているパパからしたら、一生懸命やっているのにと、手伝うことに対しマイナスになってしまいます。
夫側が原因の場合
次にパパが喧嘩の原因になっている場合です。
家事と子育てを頼り切ってしまう
お互いが子育てに対して経験がないときに「なんで泣いてるの?」「これどうするの?」と聞いてしまっていませんか?
ママも初めてのことで原因ややり方は分からない中、自分で調べたり、周りに相談しながらも子育てと向き合っています。
休日だけでもママと一緒に子育てと向き合うことで育児と家事を分担してお互いの負担を減らしましょう。
口だけで行動しない
生まれたばかりの赤ちゃんや、子育て中は常に見ていないといけない場面はたくさんあります。
慣れていない家事や子育てに対し、なんでこうなんだろうと思いながら、ママならできると思い、そこで口を出して終わりになっていませんか?
パパは外で一生懸命に働いているのもわかりますが、ママへの配慮も忘れないでいてください。
夫婦喧嘩を少しでも減らすためにできること
お互いが原因になっていることが分かったところでその原因を取り除くためにできることはいったい何があるのでしょうか?
今回紹介していない解決策や、できることについては下記記事も参考にしてみてください。
パートナーに頼る
子育ては二人三脚と先ほども記載していましたが、一人で何事も頑張っていませんか?
せっかくパートナーがいるのですから、相手を信じて頼ることも大切です。
思いを言葉にする
何かしてほしいときに我慢して伝えられず、察してもらおうと思ってもそれは難しいことですよね。
その時はしっかりと何をどうしてほしいのか具体的に伝えましょう。
伝えずにもやもやしていることが喧嘩の原因につながってしまいます。
お互いの存在を尊重する
せっかく手伝ってくれている家事に対し、口を出してしまうと相手のやる気がなくなってしまいます。
そこで自分のほうができると思わず、任せてみることも大事です。
そうすることで、それぞれが自分の居場所を見つけることができ、積極的に動けるようになります。
自分の時間を大切にする
お互いが自分が一番大変と思いがちですが、お互いの気持ちを尊重しつつ、自分の時間を作ってあげましょう。
完璧を求めない
すべてを完ぺきにこなそうと思っていませんか?
完ぺきを求めるがあまり、心に余裕がなくなってパートナーにあたってしまう原因になります。
たまには息抜きをしたり、家事は6割くらいにすることも大切です。
一人で外出してみる
「休んでていいよ」と言われても、家にいるとつい家事をしてしまったり、子供のお世話をしてしまいますよね。
そんな時は思い切って、パートナーに家のことや子供のことを任せてゆっくりしたいことをするのも大切です。
外出よりも家でゆっくりしたいときは、子供を連れて出かけてもらうことも良いでしょう。ぜひ相談してみてください。
子供へ夫婦喧嘩が与える影響とは
夫婦喧嘩は子供にも大きな影響を与えてしまいます。
そうすることでどんなことが子供に起こるのでしょうか。
夫婦喧嘩の原因から子供への影響について簡潔にまとめてある動画がとても分かりやすいので、こちらもぜひチェックしてみてください!
家庭環境にあらわれる影響
まずは、子供が家にいる中でおこる影響についてです。
障害を持った子供にとってはとてもストレスを感じやすく、過酷な環境になってしまうこともわかっているため、注意が必要です。
自分の居場所がないと感じてしまう
家が唯一安心する場所のはずが、夫婦喧嘩が多いとその場にいたくないと思うようになり、外にいる時間が多くなってしまいます。
そうすると、家族とのコミュニケーション不足はもちろんですが、安心する場所がなくなってしまい、ストレスをため込みやすくなります。
子供の居場所として家は落ち着く環境を作ってあげたいですよね。
怒られることを恐れてしまう
夫婦喧嘩が多いと、自然とピリピリとした空気が家には流れてしまいます。
そうすると、怒られなくていいような内容でも子供にあたってしまい、怒られることがトラウマになるため、注意が必要です。
社会環境であらわれる影響
家庭以外にも社会に出たときに出る影響もたくさんあります。
自己主張ができなくなってしまう
子供に限らず、私たちも自分の周りで喧嘩をしている人のところへは近づきたくないですよね。
喧嘩のあとにはその人の顔色をうかがい、こちらから言いたいことがあっても言えなくなってしまうは子供も一緒です。
そうすると、夫婦喧嘩が多い親を持つ子供は人の顔色を伺うようになり、自己主張が苦手な子供になってしまいます。
周囲とのかかわり方に悩むようになる
幼いころから子供にとってのお手本は親です。
お手本である親が、喧嘩ばかりしていると子供にとってはそれが当たり前になり、友達にも些細なことで怒ってしまったり、発言が威圧的になってしまいます。
子供が親の喧嘩を記憶していることが原因で、周囲とのかかわり方で起こる影響についてまとめた動画もぜひ見てみてください。
他人を尊重する子供に育ってほしいですよね。子供のためにも良いお手本になりましょう!
子供に喧嘩を見せてしまった時
夫婦喧嘩はしたくなくても我慢の限界が来たときに起こってしまうものです。
その様子を子供に見せてしまった時には、まず子供の様子を見ましょう。おびえていたり、その場から逃げだそうとしたくなっていたり、さまざまな反応があるはずです。
その喧嘩を引きずらず、子供の不安を取り除くことを最優先にすることが大切です。
・子供とスキンシップを取る
・仲直りしているところを見せる
・不安にさせたことを謝る
以上のようなアフターケアで子供へ与える影響を最小限にしてあげましょう。
まとめ
今回の記事では共感する部分も多くあったかと思います。また、見えていなかった夫婦それぞれの不満もありましたよね。
繰り返しになりますが、喧嘩の原因には以下のようなものがほとんどです。
・ワンオペ育児による不満
・自分が一番大変と思っている
・お互いの家事、育児の仕方について余計な口を出してしまう
しかし、お互いを尊重し、頼り、寄り添うことで避けられることができるはずです。
しっかりとコミュニケーションをとり、パートナーを頼ることが大切です。そして子供への影響を考え、改善することが夫婦関係を良くする一歩だと思います。
ぜひこの機会に夫婦での話し合いや、子供へのケアをしてあげましょう!