こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「子育てと保険」についてです。
子育て中に子供の保険の加入を考えている人は多いかと思います。しかし世の中にはたくさんの保険会社やプランがあり、悩みますよね。
どんな保険が良いのか、加入の必要はあるのかをポイントごとに解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
子育て中の保険加入は子供の将来のためになる
早いようで加入しておくと安心なこと、お得なことがたくさんある保険ですが、実際に加入が必要かどうかは家庭の状況や、将来設計によって変わってくるのでぜひ参考にしてみてください。
保険加入の必要性
まずは保険加入の必要性についてみていきましょう!
将来への貯蓄として
子供を育てるのに3,000万円かかるといわれています。児童手当だけではほんの足しになる程度のため別の貯蓄が必要です。
教育費やそのほかの郊外活動費などそれ以上にかかることがほとんどのため、早いうちからお金をためておくと安心ですよね。
高校卒業後お金がなく、大学に通うことをあきらめる子供もいます。自分の子供に大学で学びたいという気持ちがあるのなら通わせてあげたいと思う方が多いはずです。
その時の備えとして保険に加入することも必要です。以下の記事で具体的な金額の割合やお金の貯め方についてまとめているためぜひご覧ください。
保障として
入院する可能性が低くても、大きなけがや通院の回数が多かったり、けがの状態によっては手術が必要になったりします。
その可能性があるのなら保険に加入しておきたいと考える方が多いようです。
子供が加入できる保険の種類
子供のうちから加入できる保険の中でおすすめの4つの保険を紹介します。
学資保険
毎月一定の保険料を満期まで払い続ける貯蓄型の保険です。
大学進学するしないに限らず、子供の将来のためになる貯蓄になること間違いなしです。
ただ貯金するだけではなく、契約者(基本的には子供の親)が死亡した際にその後の保険の支払いがなくなっても満期になったときに全額支払った金額と同等の額を受け取れるメリットがあります。
学資保険の仕組みや、メリット・デメリットについて詳しく知りたいという方は下記の動画でご覧ください。
生命保険(死亡保険)
子供用ではなく、私たち大人が加入している保険と同等のものを言います。
死亡リスクのためではなく、保険料が低価格な時に加入しておくと生涯保険料コストを抑えることにつながったり、学資保険と別で積立として利用する方も多いです。
医療保険
被保険者が病気やケガによる入院や手術が必要になったときに給付金が受けられる保険です。健康保険だけではまかなえない保険料をここでカバーできるため検討する方も多いでしょう。
また、加入時の年齢が若ければ若いほど保険料が安く済むため、必要に応じて早めに加入しておくと良いでしょう。
しかし、医療費助成制度があるため中学3年生までの医療費が無料の地域が多いため、加入しなくても良いケースもあるため確認しておきましょう!
傷害保険
ケガや事故に特化した保険です。賠償保障がオプションとしてついている保険もあるため子供の成長に合わせて早めに加入している方もいます。
時期としては自転車に乗る頃や、部活動など外来にかかることが増える時期に加入すると安心ですよね。
ほかにも他人の物を壊してしまったり、傷つけることが増えてくる時期に加入しておくと安心ですね。
ライフステージ別にみる保険加入の時期
保険は早いうちから加入しておくと良いですが、加入する時期をしっかり検討することで無駄なく保証を受けられるため、必要な時期を考えてから保険の加入をしましょう。
生まれてからすぐ
生後すぐに加入をおすすめするのは学資保険です。
大学進学のためにかかる費用はとても高く、早いうちから貯蓄しておく方は多いです。
早いうちから加入しておくと積立期間が長くなるため、無理のない範囲で目標金額に到達しやすいです。
入園・入学のタイミング
外で遊ぶことや、活動の機会が増える時期におすすめなのが傷害保険です。
園内でのケガや、小学校の登下校、中学校からの部活動の時にケガをしたり、事故にあった際には役立ちます。
高校を卒業したとき
高校を卒業する頃には、自分で支払いができるようになったり、進学や就職を期に一人暮らしを始める方も多いです。
この頃には生命保険や医療保険の加入を勧めてみても良いでしょう。
高校生からの医療費負担額が無料の地域もあれば、自己負担が発生する地域もあるためこの時期には検討していても良いでしょう。
未成年のうちに加入しておくと保険がお得!?
保険の加入が18歳以上に設定されているケースは多く、若ければ若いほど死亡・病気・ケガのリスクが少ない分保険料も安くなっています。
加入時の保険料のまま一生涯保障されると考えたら早いうちに加入しておくとお得に保証を受けられます。
結婚したとき
結婚するときには自分で生計を立てていたり、養う人ができたり状況が変わりますよね。
その時には保険の見直しが必要になってきます。ぜひご自身の保険の契約プランやオプションの変更をしましょう。
医療保険は加入しなくても良い?
子供の医療費についての助成が充実している分加入の必要がないこともあります。
メリット・デメリットを紹介していくので参考にしてみてください。
医療保険のプランについて
医療保険には二つのタイプがあるため、それぞれの特徴を知ったうえで加入しましょう!
定期型
保障の期間が決まっており、保険料が安く加入できるのが定期型です。
・ケガや病気による通院・入院保障
・他人にケガをさせたときの個人賠償責任保険
・先進医療特約
終身型
契約を解除しない限り、一生涯保障が続き、加入時期が早ければ早いほど保険料が安く加入できるのが終身型です。
基本的には入院手術のみの保障ですが、定期型と同じオプションを付けられる保険会社もあります。
大きくなってからいざ保険に加入しようと思うと想像以上に月額の支払いが多く、保障を薄くして契約してしまいがちでです。
そこで終身型の保険を早い段階で加入しておいてあげると子供へのプレゼントになり、低い支払額で手厚い保障が受けられます。
加入する派の意見
では実際に保険の加入は必要なのか、必要派の意見から見ていきましょう。
ウイルス感染による入院が長期的になりやすいから
子供がなりやすい感染症は、高熱やせきなどのかぜに似た症状が出るRSウイルス感染症や、手足口病などがあります。
このような感染症で重症化したときには入院や詳しい検査が伴うため保険に加入しておくと自己負担額を抑えられるためです。
先進医療を受けられるから
先進医療とは、高度で最新の医療技術を用いた治療のことです。
先進医療を受けると全額自己負担になるためとても高額の支払いになってしまいます。
そこで保険に加入しておくと万が一の時には子供を助ける選択肢が広がるため加入しておくという方も多いです。
加入しない派の意見
加入しなくても良いと思う方の意見にはこんなものがあります。
医療費が無料だから
健康保険さえあれば、医療費が基本的に無料なためわざわざお金をかけて保険に加入していなくても良いと考える人も多いでしょう。
そのため、医療費がかかるようになってからの加入をする人は多いです。
大きな病にかかりにくいから
基本的な医療費が無料であり、大きな病気にかかりにくいことも理由のひとつと言われています。
具体的には、がんや脳卒中などの特定疾病や、乳がんや子宮頸がんなどの女性疾病などです。
発達障害でも加入できる保険とは
発達障害に限らず、保険の加入時には加入者の健康状態を確認します。その際にすることは、自分の健康状態を正確に伝えるための「告知」です。
発達障害を告知するときに伝えること
告知に必要な情報は以下のものです。
- 診断名
- 治療の内容
- 治療期間
- 服薬している薬の種類
- 生活の状況(社会生活や就業の有無など)
保険に加入できないと思い偽造したり、診断内容を隠す行為は「告知義務違反」となり、保険会社からの契約解除や給付金が支給されなくなってしまうため正しく告知しましょう!
また、加入したい保険会社によっては同じ内容を告知しても加入できない保険会社もあるため注意が必要です。
障害があっても入れる保険
障害があるからという理由で保険に加入できないケースは多くあります。
しかし、加入できる保険はもちろんあります。ぜひ参考にしてみてください。
ぜんちのあんしん保険
満5歳から加入ができ、万が一に備えた保険や、病気やケガの際の保険も充実しています。
また、何かトラブルがあったときの弁護士への相談のための保険などプランも豊富なためぜひ保険の加入を検討している方はホームページをご覧ください。
協同組合がおこなう共済
共済の仕組みは保険と同じで、保障内容が一律化されており、お互いに助け合うことができる相互扶助の制度です。
そのため手ごろな掛け金で加入できるのが嬉しいポイントです。
都道府県民共済や、こくみん共済・コープ共済などが有名ですね。
保険の加入ができなかったら
保険の加入ができなくても、健康保険に加入しているため公的医療制度の活用をしましょう。
利用できる公的医療制度を紹介していきます。
自立支援医療
通院治療が必要な際に通院治療費の自己負担額が軽減する制度です。
世帯によって1カ月あたりの負担上限額が異なるため注意が必要です。
高額療養費制度
医療費がその月の自己負担限度額を超えた際に払い戻しをされる制度です。
こちらも所得によって変化するため確認が必要です。
下記記事内で入院でかかる費用や、高額医療費制度について詳しくまとめているのでぜひご覧ください。
医療費助成制度
自治体ごとに名称は異なりますが、15歳までの子供を対象とした通院や入院の費用援助制度です。
お住いの自治体ホームページに詳細が載っているためぜひ見てみてください。
親が見直したい保険4選
子供が生まれたら自分のための保険から子供の将来を守るための保険に切り替わります。
これから保険の見直しを検討する方は参考にしてみてください。
定期保険
保険期間が決まっており、被保険者が死亡した際や、高度障害を診断されたときに保険金が受けとれる保険のことです。
定期保険は掛け捨てが多いため保険料が安く、満期まで死亡保険金が同じという特徴があります。
子供が成人するまでの保障として加入している方が多いです。
終身保険
終身保険は、被保険者が生きている限り保証が一生涯通続くもので、満期時には払った保険料以上の返戻金が受け取れる保険のことです。
特徴として、保険料は契約時のまま変わらないことと、途中解約したときでも払い込んだ保険料や加入していた期間に応じて返戻金を受け取れるのも良い点ですね。
就業不能保険
病気やケガによって長期間働けなくなってしまった時に満期まで毎月給付金を受け取れる保険のことです。
会社に勤めている方は、傷病手当金や障害年金があるため検討しない方も多いですが、自営業の方は加入しておくと安心な保険です。
収入保障保険
定期保険の一種であり、被保険者が死亡した際や、高度障害を診断されたときに年金形式で毎月決まった額が受け取れる保険のことです。
こちらも自営業の方におすすめの保険で、家計の支えとなっている方は加入しておくと残された家族の生活保障になります。
まとめ
保険の加入はタイミングも重要ですが、子供の将来のために早いうちから検討しておくと安心です。
入る保険もすべて加入するのではなく、貯蓄型の保険の加入で無駄を減らしたり、オプションは最低限にし、成長に合わせて追加していくのも良いでしょう!
また、子供だけではなく大人の私たちが保険を見直すことも子供のためになるためこの機会にぜひ見直しや、加入を検討してみてください。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。