こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害児 親ストレス」についてです。

近年、発達障害と診断を受ける子どもが増えつつあると言われています。
それに伴い、発達障害の親がストレスを抱えて体調を崩してしまうケースも増えていることをご存知でしょうか?

毎日、終わりのない子育てと家事、さらに仕事をして労力を削り…
ただでさえ大変な子育てですが、発達障害児の子育ては思うようにいかず、精神的に体調を崩してしまいがちです。

今回は、発達障害児の親が抱えるストレスあるあると、笑顔で過ごせるようになる秘訣をご紹介します!

発達障害児の親御さんのストレスは大変!抱え込まないで!

子育ては、発達障害児に限らず母一人でのワンオペ育児になりがちです。

どの家庭の子育てもそれぞれに大変な思いはありますが、発達障害児の子育ては一筋縄ではいかない難しいもの。

子どもの行動の特性により、育てにくさを感じて悩んだりイライラしたり、過度なストレスを感じている現状が多くあります。

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京本
特に、コロナウィルス流行に伴う学校の休校期間では、発達障害児の親が抱える負担は相当なものでした。

理解してもらえる人からの共感で、心が楽になる

発達障害児の親が抱える悩みは、我が子の問題に悩むだけでなく、親自身が

”自分の子育ての仕方が悪いのでは…”

と自己否定に陥ることがしばしばあります。

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京本
自分を否定する必要は絶対にありません!我が子の幸せを願って悩んでいる、立派な親ですよ。

悩んだ時には話を聞いてもらって楽になった経験ありませんか?
誰かに聞いてもらって思いに共感してもらうことって実はとっても大切なんです。

ただ友人に聞いてもらうだけでは、”あなたにこの感情は分からない”と、余計に自分を悲観してしまうこともあります。大切なのは、共感してもらうことです。

抱える悩みを受け止めて「そうだよね、分かる」と言ってもらえると

”私だけじゃないんだな”

と少しでもホッとした気持ちになることができます。

こんな人に話してみよう

・同じような悩みを抱える発達障害児の親
・専門の知識を持つ心理士や保育士

このような方に話を聞いてもらうことがオススメです。

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薄波
でも、どこで出会えるのでしょうか?
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京本
地域の子育て支援センターがオススメですよ!

子育て支援センターや専門の機関を有効的に使おう

子育て支援とは、厚生労働省が管轄する事業で様々な事業が行われています。

子育て支援センターとは?

・主に乳幼児の親子が利用できる地域の施設である。
・発達障害児に限らず子育てに関する情報提供や育児相談を行っている。
・自治体によって事業の進め方やイベント等、様々である。

子育て支援センターは、専門の職員が居て話を聞いてくれたり、必要に応じてアドバイスや期間を紹介してくれたりと、乳幼児の子育てをする親の味方となってくれます。

また、施設によって様々なイベントを開催しており、親同士の繋がりが増える場にもなります。同じ悩みを持つ仲間に出会えることで、共感し合い、お互いの支えとなる存在になることもありますよ。ぜひ住んでいる市区町村の子育て支援事業を調べてみて下さい。

親の感情は子どもに伝わる

思い通りにいかない我が子の行動に、毎日イライラしてしまうものです。

癇癪(かんしゃく)を起こして言うことを聞かない、「いやだいやだ」の連続、子どもによっては自傷行為を繰り返すこともあり、目も手も気持ちも離せない…!

難しい子育てを毎日繰り返して自分自身の悩みも深まりがちです。

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京本
実は子どもって、お父さんお母さんの様子をよ〜く見ているんです!

そう、実は障害の特性で空気を読みづらい発達障害児でも、どんなに重い知的障害を持っている子でも、一番傍にいてくれる親のことはしっかり見ています

親がしんどいと感じていると、子どももしんどくなってしまう

子どもが思い通りにならずに親が苦しむと、子どももしんどい空気を感じて苦しい…
さらにその状況にまた親も苦しむ…

と、負のスパイラルになってしまうことが実は多くあります。
子ども自身が荒れているようで、親の否定的な感情が伝わっていることが少なくないんです。

それだと親子共々、良い影響はないですよね。
自分も笑って、子どもも笑っている方がよっぽど幸せです。

自分の態度が子どもに影響していないか、ということを頭に置いておくだけで、子どもへの関わり方も変わってお互いにフッと落ち着くことがありますよ。

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薄波
お母さんが笑ったら子どもも笑うって、とっても素敵な関係ですね!

将来への不安だらけ…今を大切にすることを忘れずに

発達障害の子どもを持つと、将来のことがとても不安になります。

進路に関して、普通学級なのか支援学級・支援学校が良いのか、さらにもっと将来のことを考えてどんな大人になっていくのか、仕事はできるのだろうか…と、とめどなく悩みを抱えているものです。

今この瞬間は一度きり

どんなに心配で見守っていたい我が子でも、年齢的にはやはり親が先に亡くなってしまうもの。だからこそ、我が子が将来親の手を離れても幸せに生きていけるように、最善の道を悩み、成長してほしいと思いも大きくなります。

悩む日々の中、忘れてはいけないのは

”今この瞬間は一度きり”

ということです。

一日一日は長く感じるものですが、子どもの成長はとても早く、振り返るとあっという間です。

発達障害児の成長はゆっくりではありますが、それでも日々成長し、心も体も少しずつ大きくなっていきます。

”昨日までできなかったことが今日はできた、逆に昨日できていたことが今日は「いやだ」と拒むようになった”

何もかもが心と体の成長であり、日々の小さな積み重ねによって、気付けば大きな成長になっているものです。

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京本
今を大切に過ごす、ということを改めて思い返すと、毎日のわが子の行動が少し愛おしく感じられるかもしれませんよ。
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薄波
親が穏やかな気持ちで関わることで、子どもも安心して過ごせるんですね!

まとめ

いかがでしたか?
日常の子どもの小さな変化を大切にし、大人がほんの少し見方を変えてあげることによって、お互いが笑顔で過ごせるようになれば良いと思います。

  • 悩みは抱え込まず話して共感を得る
  • 自分のイライラが伝わっていないか常に意識する
  • 子どもとの今を大切に考えて過ごす

悩んでいるのは自分だけではないです。周りを頼って、親子共に笑顔で毎日を過ごせますように!

最後までお読み頂き、ありがとうございました。