こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害の子に親ができるサポート」についてです。
・子どものサポートに、なぜ特性を理解する必要があるのか。
・特性を理解するためにはどうすればいいのか。
・大丈夫。子どもの将来を思って、過度に不安になる必要はないんだよ。
目次
なぜ発達障害のサポートに特性を理解する必要があるの?
以下に挙げたものはあくまで一例ですが、どの特徴も発達障害を持つ子に多くみられるものでもあります。当てはまるものもあれば、そうではないものもあるでしょう。
(※当てはまるからと言って発達障害と決めつけるのはやめましょう。必ず専門医から診断を!)
・曖昧な言葉が理解できない。
(例)「しっかり片づけなさい」が何をどのように片付けるか理解できない。
・すぐに「疲れた」と口にする。
・テレビの音や、大きな音を極端に嫌がる。
・そわそわとして、じっと座っていられない。
・やるべき事をやらない。
・長文が理解できない。
子の言動で気になる部分は、メモ等の記録を残しておきましょう。この記録を元に、医師やカウンセラーなど専門家を交えて、子の日常生活について話し合ってみるのもいいですね。
発達障害を持つ子のサポートは、このような特性への「発見」とそれに対する「対策」を重ねてみてはいかがでしょうか?
特性をみつけるには「療育」がおすすめ!
特性をみつけるには、療育をおすすめします。
療育は、遊びを通じて子どもとコミュニケーションを図る事で、子の様々な側面を見る事ができます。そのため、その子の得意な事や苦手な事を親が理解するきっかけになるという訳ですね。
「療育って何?」と思っている方もいらっしゃると思いますので、まずはその内容から簡単に学んでみましょう。
療育って?
療育(読み)りょういく
心身に障害をもつ児童に対して、社会人として自立できるように医療と教育をバランスを保ちながら並行してすすめること。
引用元:療育とは‐コトバンク
・療育で、子どもは遊びながら学びを得る。
・親は療育を通じて子とコミュニケーションを取る事で、子に合ったサポートの仕方を学ぶ。
障害を持つ子は発達の仕方に凹凸がみられます。特性が絡んで、生活を送る上で困ってしまう事もあるでしょう。
療育のイメージを掴もう
イメージを掴むために、以下の動画をチェックしてみましょう!
▼個別療育中の子に密着した動画です。療育のイメージがつかめると思いますよ!担当の先生の接し方も注目してもらいたいポイントです。
・子どもが楽しくある事。
・子の意思を尊重するところ。
・意思の疎通をスムーズに行うために、子どもに合わせたコミュニケーションを取る先生たち。
・自分で考える時間を与える事。
療育を通じて子と触れ合い、接していく中で「得意なもの、好きな事、嫌いな事」「どのような伝え方なら理解しやすいか」などがみえてきます。
療育はどうやるの?
▼療育は家でも行える!家庭で行える療育はこちらの記事からどうぞ!
▼療育に通う事を検討している方は、こちらの記事を参考にどうぞ!
子どもに合ったサポートを
療育を重ねる中で子どもの特性が分かってきたら、その子が生活しやすくなるための具体的なサポートの方法を考えていきましょう。
今回は例として、前述した困り事の種に対するサポートを挙げてみますね。しかしあくまでサポートの例なので、必ずしも「これが正解!」という訳ではありません。
曖昧な言葉が理解できない
・絵カードを使用する。
・具体的な言葉で伝える。
(例)「しっかり片付けなさい」→「○○と○○を引き出しの中にしまってね」
曖昧な言葉で理解できないのなら、理解できる言葉や伝え方を探っていけばいいという考え方のサポート方法ですね。
すぐに「疲れた」と口にする
・安心して休憩できる場所を確保する。
・適度な休憩時間をスケジュールに入れる。
幼稚園や学校など多くの人と接する必要がある場所では、ストレスを感じやすい子もいるかもしれません。
そのような場合、安心して休憩できる場所を作ってあげると精神的な余裕が生まれ、疲れをため込みにくくなる仕組みが出来上がります。
大きな音を極端に嫌がる
障害を持つ子の中には、聴覚過敏などの感覚過敏の傾向がある子もいます。
・イヤーマフを使用する。
・掃除機など大きな音の出る掃除器具を嫌がる場合は使用を避け、モップなどを使用する。
そわそわとして、じっと座っていられない
・動きたい気持ちを発散させるために、動きのあるお手伝いを合間に挟む。
・些細な動き(手をグーパーと動かすなど)で動きたい気持ちを軽減できないか、子と一緒に確認する。
「動きたい」という気持ちを抑え込むよりも、発散する仕組みを組み込めないかな?という考え方です。
気持ちを抑えるとストレスを感じますから、上手く付き合っていくという方向へシフトしてみてはいかがでしょう。
やるべき事をやらない
・「今日のやる事」という一覧を作る。
・今日は何を一番に終わらせる必要があるのか、話し合って決める。
もしかしたら「やるべき事をやらない」のではなく、「何から始めていいのか分からないから困っている」場合もあるかもしれません。
また、自分のやりたい事を優先してしまって、「やるべき」を後回しにしている事も。
やるべき事ができたら子の成功体験の一つになりますし、できなかったとしても挑戦した事を褒めれば、すべき事の後回しを減らすようになれちゃうかもしれません。
長文が理解できない
・理解しやすいように、単語でコミュニケーションを取る。
・文を短くする。
先ほどの療育についての紹介として挙げた動画の中で、療育の先生が伝わりやすいように単語でコミュニケーションを取っていました。
サポートする側の考え方の転換
例えば:子の失敗の捉え方
・失敗した時って、実は成長するチャンス。「失敗はいい事なんだよ」って考えられたら怖いものなしになれちゃうかも。
・考え方を転換して、サポートが重荷にならないようにしてほしいな。
突然ですが、子どもが失敗した時に、親であるあなたはどのような行動をとるでしょうか。
例えば、子供がコップに飲み物をよそう姿を想像してください。
でもね、一度子どもの立場を考えてみるのはどうかな?
子どもは何もかもが初めて挑戦する事だらけ。なのでその多くは上手くいかないでしょう。繰り返しやってみて上達することも、そうでない事もあるかもしれません。
考え方を変えてみましょう。失敗は子どものできるを増やして、自立して生活するためのトレーニング中の証と考えてみてください。
ちょっと脱線:お役立ち動画
ただでさえ大変な育児。それに加えてあれもこれもと、悩みは果てしなく大きいあなたへ。深呼吸してみませんか。
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職場の机に置いてますが、イラっとした口調で仕事をしていると、同僚から「つぼ、つぼ!」と言われて、笑いに変えることができるのである意味、役に立っているのかなと。
引用元:Amazon
▼悪いクチコミ
まぁただのツボですけどね
引用元:Amazon
今回はネタに走りました。ちょっとだけあなたが笑ってくれたらいいなと思います。
子どもを思って自分を責めすぎないように
・子どもの可能性を信じてあげよう。
・動画投稿サイトにも、発達障害の子を育てる親の声を紹介したものがある。不安で眠れなくなってしまったら、こういった動画を参考にするのもいいかも。
▼例えば、こちらの動画。親の心配をよそに、子どもは子どもなりの気づきを得て成長していく様子を語ってくれています。
子どもが悩んで助けてほしい時に親が一緒に寄り添って悩んでくれる姿勢が、子が一番必要としているサポートなのかもしれません。
まとめ
- 発達障害の子のサポートは、特性を理解する事から始めてみよう。
- 療育を通じて子どもと接する事で、その子の特性を知り、合ったサポートを考えていこう。
- 子によって必要とするサポートは変わってくる。最初から完璧なサポート体制を作ろうとしなくていいんだよ。
- サポートは大変。気張りすぎないようにしたいね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!