こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害の子どもが変わる食事」についてです。
発達障害は脳の機能障害です。現在はまだ治療法が見つかっておらず、薬で症状を緩和させるしかないため、食事で症状を改善できないかと思っている親御さんも多いのではないでしょうか?
発達障害があると日々生き辛さやストレスを抱えやすく、うつ病や不安症状などの二次障害になることも…。それらが日々の食事で少しでも防げたり改善できたらいいですよね!
今回は発達障害の子どもが変わる食事を脳と腸の関係を説明しながらご紹介していきたいと思いますので、よろしかったら最後までお付き合いください。
目次
発達障害の子どもが変わる食事とは?脳と腸の密接な関係性
発達障害の症状を改善させるには、「脳の神経伝達物質であるセロトニンの分泌を増やすこと」と「腸内環境を整えること」がよいとされています。セロトニンの分泌を増やし、腸内環境を整えるにはどんな食事が良いのでしょうか?
セロトニンの分泌を増やす食べ物を摂ろう
発達障害をもっているとセロトニンが不足しやすいです。セロトニンとは精神が安定する神経伝達物質で別名幸せホルモンとも呼ばれています。
セロトニンを増やす食べ物をどんどん食べてたくさん幸せホルモンを分泌しましょう!
こちらでは発達障害についての詳しい説明は省いておりますので、発達障害の種類や正しい育児方法についてはこちらをご覧ください!
発達障害の二次障害についてはこちらをご参照ください。
セロトニンの分泌を促すには日光を浴びるのも効果的です。また運動することでも増えるので、朝起きて朝日を浴びながら15~30分運動をするとバッチリ!
腸内環境を整えることが大事!
「腸は第二の脳」と呼ばれているのをご存知でしょうか?脳と腸は相互に影響しあっており、これを「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼びます。
セロトニンは脳の神経伝達物質ということをお伝えしました。でも実は体内の90%のセロトニンは腸にあるんです。腸で作られたセロトニンが脳に運ばれるため、腸内環境が悪いとセロトニンが足りなくなってしまいます。
腸内細胞が脳の機能に影響していると言われ、腸と脳には密接な関係があるんです。
腸内環境を整えて、セロトニンの分泌を増やしましょう。
血糖値を安定させる
精製された炭水化物はセロトニンなどの神経伝達物質の分泌を邪魔すると言われています。
精製された炭水化物は糖質が高いので、食後すぐに血糖値が急激に上がります。すると血糖値を下げようと大量のインスリンが分泌されます。こうした血糖値の急上昇と急降下を繰り返すことによってホルモンバランスをくずし神経伝達物質にも悪影響を及ぼしてしまいます。
また、タンパク質と鉄が足りてないと甘いものが食べたくなり糖質過多になりがちです。
私もスイーツが大好きなのですが、毎日プロテインを1日2回飲むようになってから甘いものをそんなに欲しなくなりました。タンパク質の力ってスゴイです!
精製された炭水化物や甘いものは避け、低糖質のものを食べて血糖値を安定させましょう。
どんな物を食べたらいいの?
ここまで発達障害の症状の改善には、腸内環境を整えてセロトニンを増やすことが大事だとお伝えしてきました。
では実際にどんな物を食べたらいいのでしょうか?
セロトニンを増やすには
セロトニンを作る材料はトリプトファンという必須アミノ酸です。トリプトファンはタンパク質に多く含まれています。肉や魚、卵、大豆製品など良質なタンパク質を摂るようにしましょう。
また、トリプトファンを合成するのにビタミンB6が必要です。両方を含む食品もあるのでこれらを積極的にとりいれましょう!
トリプトファンとビタミンB6を含む食べ物
- マグロやカツオなどの赤身の魚
- 牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
- 豆腐、納豆、味噌、醤油などの大豆製品
- その他 バナナやナッツ類
腸内環境を整えるには
腸内環境を整えるには善玉菌を増やしましょう。
「善玉菌を含む発酵食品」を「善玉菌のエサになる食物繊維」と一緒にとるのが効果的です。
善玉菌を増やす食べ物
- 納豆、味噌、キムチ、チーズ、醤油などの発酵食品
- ヨーグルト
- キノコ類、海藻、ごぼう、さつまいもなどの食物繊維
食物繊維は多岐にわたる食品に含まれているので詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
血糖値を安定させるには
精製された炭水化物をこんな感じで変えてみるのがオススメです。
- 白米→玄米、雑穀米、もち麦
- 白い砂糖→てんさい糖。(てんさい糖には腸内環境を整えるオリゴ糖が入っているのでオススメです。)
- 白パン→全粒粉のパン
私も低糖質の食事を日ごろから心掛けているのですが、朝の目覚めがよくなりイライラも減少して、さらには疲労感も軽減しました。体調も良くなり、精神面でも安定を感じとても効果を感じています。
食べる順番も汁物や野菜→タンパク質→炭水化物の順にするだけで血糖値の上昇が緩やかになりますよ。
最強の助っ人プロテイン!
タンパク質が大事なのは分かったけど、食事だけですべて補うのは難しいし、毎日食事作りのことで頭がいっぱいになってしまうのも辛いですよね。
そこで手軽にタンパク質を摂れるものとしてプロテインをオススメします。
プロテインは食品なので、実は子供が飲んでも大丈夫なんです。あくまで食事を中心とした上で補助的に飲む分にはOKですよ!
ジュニア用もありますよ。
【商品概要】ホエイプロテインとスポーツジュニアの不足しがちな栄養素を理想的に補える、おいしいココア味のプロテインなので、成長期のカラダづくりをサポートできる。
【価格】3,160円 (2021.2月現在価格)
【特徴】・吸収の良い「ホエイプロテイン」を使用
・カラダづくりに必要な10種のビタミンと3種のミネラルを
独自配合
・カルシウムを10%増量
・当社独自の造粒技術で、溶けやすさを追求
・牛乳でおいしく、ごくごく飲めるココア
参照:楽天市場
こちらの精神科医の藤川先生も栄養療法でプロテインをすすめています。
家族みんなにとってもいいことだらけ!
ここまで発達障害の子どもが変わる食事ということで読んでいただきましたが、これらを実践することはストレス社会に生きる現代人にとっても、いいことだらけなんです。
セロトニンがしっかり分泌されていると幸福感が高まり、精神が安定し、アンチエイジングにも効果があるんですよ。
お子さんだけでなく、家族みんなで食生活を改善し心身ともに健康な生活を送りましょう。
まとめ
- 発達障害を食事の面から改善するには、セロトニンを増やすことと腸内環境を整えることが大事
- 血糖値が上がるとセロトニンの生成を邪魔するので、血糖値を安定させることも必要
- そのためにはタンパク質やビタミンB6、発酵食品や食物繊維を積極的に摂ること
- 炭水化物を糖質の少ないものに変えるのも良い
- 栄養を補う目的としてプロテインも有効
食事は毎日摂るものだからこそ、心身に大きな影響を与えます。子どもの成長期にはしっかりと考えた食事を用意してあげたいですね。
発達障害のお子さんの食事に悩むご家族の少しでもお役に立てれば嬉しいです。最後までお付き合い下さりありがとうございました。