こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害と日常生活」についてです。
発達障害を抱えながら生活しているとさまざまな悩みや困りごとが出てきますよね。そんな時に、生きづらさを感じたり、自分でできることはないのかと思い悩んでしまう方も少なくありません。
大人の発達障害に限らず、子供も同じように感じます。
では、なぜ生きづらさを感じるのでしょうか?その理由と軽減方法をお伝えします!
目次
発達障害がある人が感じる日常生活での悩み
悩みにはさまざまな種類がありますが、同じ発達障害でも、ASD・ADHD・LDによっても変わってきます。
そして、治すことができないからこそのつらさがあります。
ここからは具体的な悩みと対策を紹介していきます。
忘れ物が多い
鍵のかけ忘れや、物をなくしてしまったり、自分がしていることから注意がそれてしまったりします。
物忘れについて思い当たる方や、困っている方は下記記事も参考にしてみてください。
・項目ごとのチェックリストを作る
・優先順位を決める
人付き合いが苦手
近所の方や、外出時の人とのかかわり方で悩んでしまいます。
具体的には、相手と感情を共有したり、気持ちや考えを想像することが苦手なため勝手な行動をしてしまいがちです。
そのため、周りの人とのやりとりで考えがうまく伝わらなかったり、すれ違ってしまい、悩んでしまうことにつながります。
・どう行動すると良いか練習を重ねる
・少人数でのやりとりから練習する
・周囲の人と感情を表現しあう
仕事でのミスが多い
データ入力や、確認作業をする中でどんなに注意していてもミスが多く、上司に怒られることが多かったり、作業スペースが片付かなかったりします。
また、報連相が苦手と感じる方が多いです。
仕事をしていくうえでは周りのサポートが必須です。
・ミスしないために、項目を細分化してもらう
・イラストや写真を用いた作業手順方法を作ってもらう
・毎回同じ場所に戻すくせをつける
・まずは相談することから始め、少しずつ報告・連絡をできるようにする
下記記事で生きづらさについてと、その生きづらさを軽減させる方法をまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
身につけておくスキル
最低限身につけておくべきものとして学んでおくことや、注意しておくポイントはたくさんあります。
しかし、できることを少しずつ取り組むことが大切ですよ!
社会とのかかわり方
時間の間隔が曖昧で、スケジュールの管理が苦手という特徴が多い発達障害ですが、くせをつけることで改善されることがわかっています。
ほかにもビジネスマナーや、最低限の外での行動の仕方を一緒に確認しておくことも重要です。
・公共交通機関の利用方法を覚える
・金銭感覚を管理する
・ビジネスマナーを覚える
・予定変更がないようなスケジュールを作る
生活リズムを整える
日中のテンションが高すぎて、夕方にぐっすり眠ってしまい、夜の睡眠が取れなかったり、逆に朝にたくさん寝すぎてしまい、日中の作業がはかどらないなど生活リズムが崩れることでの影響はたくさんあります。
・睡眠の質を整え、睡眠時間を一定にする
・1日の流れ(ルーティン)を作る
・できることに取り組む
・身だしなみを整える
下記記事では、仕事をするうえでのコツと、生活をしやすくなるライフハックについいてまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
悩んだ時の相談先
学生になると一人で行動することが増えてきます。大学に入学するタイミングや、一人暮らしをしたい人・グループホームの利用を考えている人には、困ったときの相談先があると安心ですよね。
親以外に頼れる場所はどんなものがあるのか紹介していきます。
また、そもそも発達障害なのかどうか、診断について知りたい方は下記記事を参考にしたうえで相談策の検討をしてみるのもおすすめです。
障害学生向け支援センター
何か制度に関することや、障害を持った人に対して具体的に改善してほしいことが出てきた際に相談できます。
・入学の時
・授業に対しての悩みが出たとき
・学校生活で不便に感じたとき
・就活をしたいとき
発達障害者支援センター
ここでは、発達障害について総合的に相談ができる場所です。
発達障害の診断がないグレーゾーンの方も相談ができ、診断を受けるべきか悩んでいるときにも利用できます。
・日常生活での困ったこと
・就職についての情報提供やアドバイスが受けたいとき
就職関連の相談先
就職をしたいけど、さまざまな悩みや生きづらさから働くことに対してマイナスなイメージがあったり、親として子供の就職に不安が残る方にはぜひ利用してほしいサービスです。
まずは相談することから始め、情報収集をすることも大切ですね。
障害者就業・生活支援センター
就職以外にも生活面でのサポートも受けられるため、生活リズムを整えながら仕事をはじめたいときにおすすめです。
ハローワークとの連携もあるため安心して利用できますよ。
地域障害者職業センター
ここでは、職業リハビリテーションをおこなうことができる専門機関です。
具体的には、就職に対しての困りごとや実際に就労を想定した環境での作業をおこなったりできます。
ハローワーク
ハローワークは、さまざまな人が利用できる施設です。障害以外にも疾患を持った方向けに専門援助部門という窓口で求人紹介をしています。
求人紹介以外にも、就職に関する相談や、情報提供もしているので一度足を運んでみても良いですね。
就労移行支援
名前の通り、就労をサポートしてくれる障害福祉サービスのひとつです。
A型・B型の就労以外にも一般就労を目指す方のために能力向上のためのサポートをしています。
就職の前段階として、私生活の管理方法や、人とのかかわり方についてのサポートもあるため長期的に利用してみるのもおすすめですよ!
まとめ
大切なのは、一人で抱え込まず、周囲に相談し、頼ることです。どんな人でも一人で解決するのはほぼ不可能です。
まずは、相談できる人や場所に頼り、できることを増やしていき、自己肯定感をあげていくことが重要になります。
完治することが難しくても、改善はできます!生きづらさを改善できるならできたほうが嬉しいですよね。ぜひ今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!