こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害タブレット学習」についてです。

タブレット学習が発達障害の子どもに良いと聞きます。でも、本当にタブレット学習させてあげるべきなのか、迷いますよね。どの教材がいいのかも悩みどころです。

タブレット教材は、子供の個性に合ったものを選べば楽しく継続して学力をつけられる可能性があります。自信もつきますよ。

今回は、「タブレット学習教材の選び方」や「おススメの教材」を解説していますので、ぜひご参考ください。

発達障害の子どもにタブレット学習は向いてる?

発達障害の特性上、小学校の授業と相性が悪いお子さんも多いかと思います。落ち着きがない、こだわりが強い、読み書きが辛い…など。

お子さんにぴったりのタブレット学習教材を選べば、発達障害のお子さんも楽しく勉強を続けて学力を身につけられます。

いろんな個性を持つお子さんが学習できるよう、工夫をこらした教材がたくさんありますよ。

では、タブレット学習のどのようなところが発達障害の子どもに向いているのでしょうか?

発達障害の子どもにタブレット学習が向いている理由

①子どもに応じて個別のサポートを受けられる!(発達障害の子ども向けサポートも!)
→ 自分に合った学習

②自宅学習&飽きさせない工夫
→ 落ち着いて学習

③好きな時間に自分のペースで
→ こだわりが強くても自分のペースで学習

発達障害の子がタブレット学習をする上で大切なこと

まず大前提として優先すべきは、お子さん自身の気持ちです。

「これならできそう」「やってみたい」お子さんが前向きな気持ちで取り組める教材を選択しましょう。

その他、大切なポイントには以下のものがあります。

タブレット教材選びのポイント

1. 楽しくて飽きない工夫があること
2. 子どもがつまずかず自信がつくこと
3. サポートが充実していること
4. 無学年方式であること

楽しくて飽きない工夫があること

集中して学習できない傾向があるお子さんでも、長く続けられるように楽しくて飽きない工夫がされているタブレット学習教材を選びましょう。

タブレット学習教材には、イラストやゲームを使った発達障害の子供でも楽しめる教材がたくさんあります。

子どもがつまずかず自信がつくこと

発達障害の特性と学校の授業が合わず、勉強に苦手意識を持ってしまうことは多いです。

タブレット学習でも難しすぎる教材を使うと、苦手意識を生んでしまう可能性があります。レベルにあわせてつまずかないで続けられる教材を選びましょう。

サポートが充実していること

タブレット教材には、発達障害の子供向けに作られた教材も、そうでない教材もあります。どちらにしても、学習計画や課題の添削などのサポートが充実している教材は、発達障害の子どもの負担を軽減してくれます。

また、保護者への学習状況の連絡や学習のアドバイスなどのサポートがあるとかなり心強いです。

無学年方式であること

わからない分野がある場合は、理解できていない学年に戻って学べたり、得意な分野はどんどん先取り学習もできる「無学年方式」を採用しているタブレット学習教材がおすすめです。

【発達障害タイプ別オススメタブレット学習教材

  • すらら
  • チャレンジタッチ
  • 天神
  • スマイルゼミ

これら4つの教材を徹底的に調べた私のタイプ別オススメは以下の通りです。

発達障害のタイプ別オススメ教材

【ASD・LDタイプ(目標:基礎学力の習得)】
→ すらら

【ADHDタイプ(目標:基礎学力の習得)】
→ すらら、チャレンジタッチ
(チャレンジタッチは小学生までがおすすめ)

【全てのお子さん(目標:基礎学力またはそれ以上の学力を目指す)】
→ 天神

それぞれの発達障害タイプの解説については、こちらの記事をご覧ください。

発達障害の専門機関と共同開発された「すらら

すららは、学習障害 ( LD)の傾向があるお子さんに向けて、発達障害の専門機関と共同開発された教材です。また、どの発達障害のお子さんにもオススメのタブレット教材でもあります(特にASD・LDのお子さんにオススメです)。

すららの問題レベルは、教科書レベル。基礎を確実に身につけるにはとても優れている教材です。

ですが難関校を目指すお子さんにとってはすららだけでは難しいようです。

料金は他のタブレット教材に比べて少々高くなっています。専任のすららコーチがサポートしてくれるからですね。

すらら公式サイト

発達障害の指導経験豊富なコーチがサポート

すららでは、発達障害のお子さんの指導経験が豊富な専任コーチが、お子さんの生活環境や特性を保護者からヒアリングします。そして、最適な学習設計をアドバイスしてくれます。

お子さんの学習状況をもとに、お子さんの見守り方や励まし方をその都度アドバイスしてくれるので、保護者の方も心強く感じることでしょう。

子供のペースに合わせて説明

すららでは、どんなお子さんでも確かな基礎力がつくように、段階を踏んで少しずつ分かりやすく説明してくれています。

ASDのお子さんにも最適!

気になる箇所を作らないように、根本からわかるように教えてくれます。気になることがあると他の箇所が頭に入ってこないASDのお子さんに最適です。

ASDやLD傾向のあるお子さんが、すららで勉強すれば、勉強のしやすさを感じると思います。

発達障害のお子さんには、特性に合わせた教え方が必要なだけなのだということを、この教材で学べば実感できる。それぐらい子どもに合った学習ができます。

ツイッターでも発達障害のお子さんがすららで学習意欲がついたとのツイートも多くあります。

https://twitter.com/maki_hayachi/status/1496121570171170816?s=20&t=V8v0MRzbsnjw4QmrZkbo_A

発達障害の子にもわかりやすい対話型タブレット学習

教え方が上手な先生に教えてもらうと内容が身につきやすいですよね。すららでは、常に教え方が上手な先生に教えてもらっている感じがします。とても分かりやすいです。

1つの課題を細かく区切り、1つずつ確実に理解できるように小さな段階を踏みながら丁寧に教えてくれます。

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京本
すららには、勉強嫌いになってしまったお子さんでも、勉強が好きになる工夫がいっぱいあります。自信がつきますよ。

こちらの動画はすららの対話型レクチャーの様子です。ご参考ください。

タブレット学習ならではの苦手を作らない説明

すららでは「文字」と「音声」と「イラスト」を使い、難しい内容でも確実に理解できるよう、丁寧に分かりやすく説明してくれます。

ドリルをやっていてわからないことがあった時は、画面の下にある「先生に質問する」ボタンですぐに質問ができます。理解できなくてもすぐに解決できるのもよいですね。

お子さんの学習状況に合わせて、得意な分野は多めに、苦手な分野は苦手な箇所に戻って復習するようにします。

そのため、「分からない=勉強嫌い」になることがありません。

短く楽しく集中して飽きない

すららのレクチャーは、1ユニット約15分で形成されています。短い時間なので集中力が持続しやすいです。

アニメのキャラクターがストーリー仕立てで説明してくれるので、勉強しているという感じがなく楽しみながら進めていくことができます。

また、いろいろな感覚を使いながらゲーム感覚で勉強ができるため、教えてもらった内容を覚えやすく興味を持続することができます。

タブレットの特徴を活かした「チャレンジタッチ

チャレンジタッチは、進研ゼミのタブレット版。発達障害のお子さんを想定して作られた教材ではありません。ですが、タブレットの特性を活かして、お子さんが楽しく勉強ができる工夫がいっぱいあります。

そのため、集中力が続かず飽きやすいADHDのお子さんでも、チャレンジタッチなら進んで勉強してくれるようです

ただ、さかのぼり学習が1年前までしかできません。1年以上前に学んだ範囲に不安な部分がある場合は他の対策が必要となります。

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薄波
6ヶ月以上継続すればタブレット代がタダになるのがうれしいですね。

チャレンジタッチ公式サイト

ADHDの子どもに向いているタブレット教材

チャレンジタッチの小学生版は、お子さんが楽しみながら学んでいける学習方法が満載です。レクチャーはアニメーションを使用したり、楽しいキャラクター達が教えてくれたりします。

ですが、発達障害のお子さんを想定したものではないため、教え方はすららに比べるとシンプルです。

特にASDやLD傾向のあるお子さんには、特性にしっかり配慮しないと伝わりづらいこともあります。チャレンジタッチでは、その部分はカバーしていません。

一方、学力に問題のないADHDのお子さんであれば、チャレンジタッチはよい教材といえます。

中学講座は楽しめる要素が減る

チャレンジタッチは中学講座になると、楽しめる要素が減ってしまいます。ADHDで中学生以降のお子さんは別の教材をおススメします。

ゲーム感覚で集中して飽きない

チャレンジタッチは、かわいいキャラクターたちが常にお子さんの学習をサポートして応援してくれます。レクチャーでは、キャラクターが説明してくれたり、動画やイラストを用いて説明してくれたりします。

また、メインレッスン以外でも、ゲーム感覚で学べるアプリがいっぱいです。

アプリ例

くり上がり・くり下がり計算レースでは、正解だと思う方へタブレットを傾けて、レースを進めていきながら、計算を学習することができます。

引用:チャレンジタッチ公式サイト

子どもに合った学習プランを作成

チャレンジタッチでは、AIがお子さんの学習データを分析。苦手な箇所は基礎に戻り、得意な箇所は先に進むように、毎日の学習プランを提案してくれます。

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薄波
お子さんのレベルに合わせて無理なく学習を進めていくことができますね。

プログラミング・英語が充実したタブレット学習

実践的な英語やプログラミングも楽しく学べるのがチャレンジタッチの大きな特徴です。

そしてこれらのアプリが追加料金なしで利用できのもうれしいですね。

作文を赤ペン先生が毎月指導してくれる

チャレンジタッチでは、追加料金なしで毎月赤ペン先生の記述力指導を受けられます。

課題を提出すると、赤ペン先生がお子さんの回答に丁寧にポイントを書き込んで、最短で翌日~約3日で返答してくれます。

頑張った部分はほめ、指摘箇所はやさしくアドバイスしてくれるので、お子さんも赤ペン先生のいうことはよく聞いてくれるようです。

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薄波
毎月同じ赤ペン先生がお子さんの成長を見守りながらアドバイスしてくれるので、お子さんも親しみやすいですね。

発達障害の子に人気の「天神

引用:天神公式サイト
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京本
天神はパソコンで学習する教材ですが、発達障害のお子さんの学習におススメの教材ですのでご紹介させていただきます。

天神は発達障害のお子さん向けに作成された教材ではありませんが、発達障害を持つ親御さんから高い評価を得ている教材です。

私もすべてのお子さんにオススメしたい教材です。その理由はこちらです。

  • オーダーメード教材
  • 「自己肯定感を高める」「自己実現を支援する」理念の教材
  • モンテッソーリ教育理論を活用した学習サイクル

モンテッソーリ教育法は、子どもが本来持っている「自分を育てる力」を上手に利用して、子どもを伸ばしていく教育方法です。

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京本
もとは障害を持つ子の知的水準をあげるために開発された教育法なんですよ。

天神公式サイト

安心のサポート体制

天神は発達障害のお子さん向けに作られた教材ではないので、発達障害に関する支援サポートはありません。しかし、お子さんへのサポートや機能上のサポートなどがとても充実しています。

問い合わせの電話をしたらすぐにオペレーターにつながり、音声ガイダンスなどで時間を取ることはありません。忙しい親御さんも安心です。

一問一答で気楽に自信・思考力がつく

天神の学習は一問一答の小さなステップで進んでいきます。

練習問題の数が多いと、ちょっと気分が滅入ってしまいますよね。でも、一問一答式の天神ならそんな心配はいりません。

間違えた場合、わかりやすいヒントを出してくれます。問題をもう一度よく考えることができるので思考力の育成にも役立ちます。

ヒントで解答を導き出せれば、本人の自信にもつながりますね。

苦手を作らない

また、発達障害のお子さんは、授業で1度聞いただけでは理解できないこともよくありますよね。

天神の動画講義なら教科書に沿って、一流進学塾の講師陣が、学習のポイントを単元ごとに分かりやすく解説してくれるので授業で理解できなくても心配いりません。

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京本
動画時間も10分なので集中できます。

学習結果を自動で分析して、学習到達度をグラフで表示します。また、単元ごとに詳細なデータを出すので、得意と苦手がすぐにわかります。

読字障害のお子さんにもおすすめ

天神では、問題・ヒント・解説を読んでいる場所をハイライトしながら、音声で読み上げてくれる機能があります。

国語では、読んでいる場所をハイライトしながら、プロのナレーターが読み上げてくれます。

そのため、読字障害(ディスレクシア)のお子さんにもおススメです。

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京本
音に敏感なお子さんでも、不正解の音を変更や消音できますので集中して勉強に取り組めます。

料金は非公開だが特に兄弟がいる場合におすすめ

天神は評判が良いですが、料金を公開していないため、とても高いのではないかと思い購入をやめてしまう方も多いようです。調べてみると、1教科5万円くらいで購入できるようです。

とてもすぐれた教材だと思いますが、料金を公開していないのはちょっと残念な点です。

天神は教材を買い取るシステム。月額料金ではありません。また、さかのぼり学習ができる無学年方式ではありませんが、そもそも教材を買い取るシステムなので問題ありません。

ご兄弟がいる場合は、購入した教材に関しては、追加料金なしで、ご兄弟の名前を追加してくれて、同じサポートが受けられます。

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薄波
教科書の改訂も無料で行ってくれるので、年齢が離れたご兄弟でも安心して使用することができますね。

こちらの動画は「天神」乳幼児版の使用例です。参考になさってください。

シンプルに学習できるタブレット教材「スマイルゼミ

スマイルゼミも、タブレット学習でとても人気の高い教材です。

しかし、スマイルゼミは発達障害のお子さんを想定したものではありません。また、発達障害のお子さんへのサポートもありません。その他、以下の理由から、発達障害のお子さんには私はおすすめしません

  • 文字を読む量が多い
  • シンプルなので飽きやすい子どもには向かない
  • 無学年方式に非対応

スマイルゼミは、自分から進んで勉強できる子や、シンプルな教材を好む子にはとてもよい教材だと思います。

スマイルゼミ公式サイト

まとめ

今回は、発達障害のお子さんにおススメの、タブレット学習の教材をご紹介いたしました。

ポイント

・発達障害の子どもに適した教材があるので、タブレット学習はオススメ。
・タブレット教材選びのポイントは「飽きない」「つまずかない」「サポート充実」「無学年方式」

オススメのタブレット教材

・ASD・LDタイプのお子さんには「すらら」がおすすめ
・ADHDタイプのお子さんには「すらら」「チャレンジタッチ」がおすすめ
・どのタイプでも、基礎学力以上の学力も目指すなら「天神」がおすすめ

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薄波
この記事が、学ばせてあげたい親御さん、学びたいお子さんのお役にたてたら幸いです!