こんにちは!こんばんは!今回も知っておきたい発達障害に関するノウハウや情報を提供させていただきます!本日は「発達障害つり目」についてです。

目は顔のパーツの中でも、個人の特徴を見分けやすいですよね。「つり目」「たれ目」と形によって名前もついています。

お子さんが「つり目」だと、「もしかして発達障害?」と心配になるお母さん・お父さんもおられるようです。大切なお子さんのことですから、少しのことでも心配になってしまうことでしょう。

発達障害は目の形で見分けられるのでしょうか?
そもそも、発達障害と目の関係は?

この記事では、発達障害とつり目の関係についてお伝えしていきます。

発達障害と「つり目」の関係は?

目尻の位置が目頭よりも高くなる「つり目」。形によっては猫目とも呼ばれます。

顔の特徴の中でも目立ちやすいパーツである目ですが、お子さんが「つり目」であることで「もしかして発達障害なんじゃ……?」と不安になるお母さん・お父さんもいらっしゃるようです。

発達障害とつり目を結びつける根拠はない

結論から言いますと、発達障害とつり目を結びつける明確な根拠は、現時点ではありません。しかし、発達障害と混同されることもある「ダウン症(ダウン症候群)」では、つり目になるケースも少なくないようです。

発達障害とダウン症が混同され、「つり目」が発達障害の特徴として話題に上がるようになったのかもしれませんね。

発達障害とは

脳の構造に生まれつき特徴があり、「できること」と「できないこと」に大きく差ができる障害の名称です。
特性に応じて「ADHD」「ASD」「LD」と更に細かく分類があります。

ダウン症とは

遺伝子の染色体の数に特徴があり、「運動機能が低い」「心身の成長がゆっくり」「知的な発達の遅れ」などの症状があります。

ダウン症とつり目の関係は?

ダウン症では症状の1つとして筋肉が弱い傾向があります。そのため、目がつり目気味になり、目と目の間隔が広くなりやすいといわれています。

また、顔の部位によって骨の発達速度が違うことが原因とも言われています。具体的には顔の真ん中の骨の成長はゆっくりで、顔の周囲の骨の成長は通常とされています。

生まれつきダウン症を持っている方の特徴の1つとして「つり目」が知られているのですね。

もちろん、ダウン症を持ったお子さんも個人によって顔立ちは1人1人違います。チラッと見てわかるほどのつり目であることも、ほとんど目立たないほどの目尻であることもあるでしょう。

ダウン症と「つり目」には関係がありますが、ダウン症の診断にも医師による数々の検査が必要です。つり目だからといって、それだけではダウン症であるとまでは判断できないのです。

発達障害と筋肉の関係は?

上の項目で、「ダウン症では筋肉が弱いのでつり目気味になりやすい」とお伝えしました。では、発達障害と筋肉の関係はどうでしょうか?

発達障害でも、運動が苦手な場合などに見られる「低緊張(筋緊張低下症)」という症状があります。筋肉の伸縮が弱いために、物を握ったり、手先を動かしたりする動作に影響が出てくる状態です。

このように筋肉の発達に特徴が現れる場合もありますので、ダウン症と同じように「つり目になるかも」という根拠の曖昧な噂になったとも考えられます。

つり目=発達障害・ダウン症ではない

発達障害やダウン症を抱えていない、いわゆる定型発達の人にも「つり目」の人はたくさんいます

つり目を持っているからといって、それが発達障害・ダウン症に結びつくわけではありません。

そもそも、なぜ「つり目」になるの?

そもそも、なぜ人は「つり目」「たれ目」など異なる種類の目の形を持っているのでしょうか。

多くは「遺伝」のため

目の形は生まれ持ったものです。加齢による筋肉の変化や後天的な病気などで顔つきが変わってしまうこともありますが、多くは親や先祖からの遺伝によって目の形が決まるそうです。

遠く離れた先祖から特徴を受け継ぐこともあるので、お母さん・お父さんがつり目でなくても、お子さんがつり目に生まれる可能性は十分にあるといえるでしょう。

表情・成長の過程で顔つきが変わる

目つきは顔の筋肉の具合によっても変わります。顔をしかめていたり、顎を引いて上目遣いになっていたりすると、つり目ではない人でも目がつり上がっているように見えますよね。

特に、赤ちゃんの顔は成長によってある程度変わるともいわれています。生まれた時にはつり目気味でも、成長するうちに目尻が下がってくるかもしれません。

つり目はチャームポイント

つり目は「きれい」「クールでミステリアス」と言われることもあります。魅力的なチャームポイントとしても認識されているのですね。

コンプレックスとなってしまう方もおられますが、「つり目」も「たれ目」も、その人その人の大切な個性です。

発達障害が心配な時は……【相談先】

発達障害もダウン症も、診断には専門の医師による複数の検査が必要です。どちらも顔つきの特徴だけでは判断できません
「発達障害かも?」と心配な場合は、まずは専門機関に相談してみましょう。

下記のような相談先があります。

  • 住んでいる市区町村の保健センター
  • 発達相談のできる小児科  など

発達障害の心配などは、乳幼児健診などのタイミングでも相談することができます。「つり目」といった顔つきだけではなく、お子さんの発達の具合がわかるものがあれば相談しやすいでしょう。

相談時にあると良いもの

● 母子手帳
● お子さんの日頃の様子を書き留めたメモ など

▼他の記事でも相談先や医療機関のご紹介をしています。気になる方は併せてお読みください。

まとめ

この記事では、発達障害とつり目についてお伝えいたしました。

  • 発達障害と「つり目」を結びつける明確な根拠はない
  • ダウン症には「つり目」「目の間隔が広い」といった特徴もある
  • 発達障害・ダウン症の有無にかかわらず、つり目の人はたくさんいる
  • 発達障害が心配な時は、専門機関に相談しましょう!

顔つきだけでは、発達障害・ダウン症の判断はできません。お子さんの全体的な発達の様子も見ながら、気になるところがあれば専門機関に相談してみて下さい。

顔つきは成長によってもある程度変わってくるかもしれません。お子さんの可愛いチャームポイントも含めて、ゆっくり成長を見守っていきたいですね。